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妊娠中のつわりの対処法のこと

食欲はあるけれど、食べた後に胸焼けや胃のむかつき、吐くまでもいかない吐き気、胃に文鎮を置いたような鈍い痛みがやってくる。そのために夜ベッドに入ってもなかなか寝付けない。そんな日々が続いた。妊娠8週目の頃だった。

ネットでいろいろ情報を探すと「今の時期は食べられるものを食べられるだけ食べてください」とある。しかし、いったい何を食べればマシになるのかまったく分からない。

食べたいのに食べられない、食べてもお腹が痛くて気持ち悪くなって、ひたすら体がつらい。訳の分からないつらさに涙が出た。

そんなときに実家の家族の知恵と力を借りて、以下のことを心がけると、つわりがマシになった。私のように食べづわりや吐きづわりといった名前のあるつわりではないつわりに悩んでる人はぜひ参考にしてほしい。

・おかゆ(with梅干し、塩昆布など)を食べる
妊娠してから初めておかゆを食べたときのおいしさにはひたすら感動した。食べられるし、食べても胃が重たくならない。梅干しも不思議と酸っぱく感じない。梅干しを食べるとつわりがマシになるらしいという記事はいくつか見たが、本当だと実感した。
うちのおかゆは、米を研がず、そのままの状態で土鍋に水と一緒に入れて、フタをずらして弱火で30分ほど炊くだけ。炊き上がったら少量の塩で味付け。母曰く、米を研がないほうがとろみが出ていいらしい。
おかゆのトッピングは、私は梅干しと塩昆布だったが、これは個人の好みで自由にアレンジしていただきたい。おかゆの米は20〜30ccほどが1食として私の胃の大きさには適量に感じたが、米50ccで炊いて、それを1日に小分けにして食べてもいいと思う。

・フルーツを食べる
りんご、マスカット、柿、みかんなどのフルーツは、つわりの症状が始まってからでも問題なく食べられた食べ物の1つ。栄養が摂れてないという罪悪感も薄まるのでぜひ。

・ヨーグルトや牛乳などの乳製品を摂る
乳製品を食べると、1週間くらい出なかったのが、3日に1回の頻度で出るようになった。ヨーグルトはお好みの味で。牛乳はできたら温めたほうがお腹には優しいかも。

・冷えた水ではなくOS-1や白湯を飲む
カフェインは控えたい、お茶も飲めない。ジュースだと喉が渇くからと冷えた水を飲んでいたのだが、水もちびちびとしか飲めないし、これが泣くほどつらい状況の引き金になっていた気もする。軽い脱水症状で疲れやすくなっていた気もする。
OS-1は、はっきり言って味はよく分からないが、体にどんどん吸収されている感じはした。1日2日と飲んでいると味にも慣れ、体調も整ってきた。
OS-1がないなら、ぜひ白湯を。やはり冷えた飲み物は体も冷やしてしまうのでお腹の痛さにつながっていた気がする。

・湯船に浸かる
12月の寒い時期でもシャワーで済ませていたが、湯船に浸かると夜中の胃痛が緩和された。あまり熱い温度もよくないらしいので、40℃のぬるめに設定し、湯船に10分ほど浸かってから頭や体を洗うようにした。
湯船に浸かるのは気分的にもリラックスできるし、感情までも穏やかになった気がする。やはり妊婦は体を冷やしてはいけないのだと実感した。
よくよく思い返せば、もともと私はお腹が強くない。冷房の利いた環境でお腹を冷やすとお腹がすぐに痛くなるし、食べ過ぎるとすぐにお腹を下す。そのことがつわりにもつながって、さまざまな症状を引き起こしていたように思う。

しかし、私は医学の専門家ではないので、あくまでも上記は参考程度にとどめてほしい。もちろん、合う・合わないもあるから、実践するか否かは自己判断でお願いしたいし、無理はしないでほしい。

ただ1つだけ言えるのは、妊婦にとって寒さは禁物。特に12月に妊娠初期を迎える場合は、暖かい格好をして温かい食べ物・飲み物を摂取したほうがいいと身をもって思い知った。

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