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【住宅ローン】年収別の最適な借入額とは?

今回のテーマはこちらです。

【住宅ローン】年収別の最適な借入額とは?

私のところにはよく、
「自分の年収ではいくらまで借りられるの?」
「返済に困らない“最適な借入額”を教えて!」
という質問がきます。

多くの人は、なんとなく住宅ローンの借入額を決めているのだと思います。

確かに普通に考えたら、住宅ローンの「借入れ限度額」や「最適な借入額」について誰も教えてはくれません。
そこら辺の不動産屋の営業マンだって、事前にちゃんと教えてくれません。なぜなら、不動産の営業マンは99%がいい加減だからです。

最適な借入額」を間違えると、返済が厳しくなって、生活が苦しくなって、最終的に住宅ローン破綻してしまいます。

年収別の「最適な借入額」を理解しておかないことは、デメリットでしかありません。

でも、安心してください!

今回は、住宅ローンの「年収別の借入れ限度額」と「年収別の最適な借入額」をお伝えしていきます。

構成としては、2段階です。

まずは「年収別の借入れ限度額」についてお伝えします。
その後に「年収別の最適な借入額」についてお伝えしていきます。

ちなみに弊社の場合、
住宅購入で相談に来られるお客様に対しては、最初に住宅ローンの最適な借入額も含めて資金計画を徹底的にやります。

大手の仲介業者のように「いきなり物件の内覧にお連れする」ようなことは絶対にしません。
そのため、住宅購入後に住宅ローンの返済で苦しんでいるお客様が1組もいません。
それくらい「住宅ローンの最適な借入額」への理解は大切なのです。

最後まで読むと、あなたは住宅ローンの「最適な借入額」で悩むことが一切なくなります。

ぜひ最後までお楽しみください!


1.年収別の借入れ限度額

まずは「年収別の借入れ限度額」についてお伝えしていきます。

銀行は、年収ごとに貸し出す住宅ローン額の上限額を設定しています。
年収が低い人には、少ない金額の住宅ローンしか貸しません。
逆に、年収が高い人には、多くの住宅ローンを貸し出すように設定されています。

年収別の借入れ限度額については、銀行ごとに微妙に差はありますが、私がこれからお伝えする金額だけ頭に入れておけば大丈夫です!

年収400万から年収1,300万の場合で説明します。
まずは、年収400万から年収800万の場合です。
ご自身の年収のところの数値を良く見るようにしてください。

左が年収、中央が年収に対する借入れ限度額、右がその借入れ限度額を金利0.5%で借りたときの毎月の返済額です。

例えば、年収500万と700万のところを見ていきます。

年収500万の人は、3,700万まで借りることができるのです。
そして、3,700万を借りたとき毎月の返済額は98,000円になります。

年収700万の人は、5,300万まで借りることができます。
そして、5,300万を借りたときには毎月の返済額が137,000円になります。

いかがでしょうか?
是非、毎月の返済額と「あなたの現在の家賃」を比べてみて欲しいです。
多いですか?少ないですか?

続きまして、年収900万~1,300万の場合です。

年収1,000万の人は、7,500万まで借りることができます。
そして、7,500万借りた場合の毎月の返済額は196,000円です。

年収1,200万の人は、9,000万まで借りることができます。
その場合の毎月の返済額は235,000円です。

あなたの年収のところを見てみてください。
「結構借りられるんだ!」
「その金額を借りよう!」
と思われたかもしれませんが、早とちりしないでください。

借入れ限度額は、
「あなたが借りていい金額」ではありません。
借入れ限度額は、「最適な借入額」ではないのです。

なぜだか、分かりますか?

銀行は住宅ローンを貸し出すとき、当然あなたのことを審査します。

ですが、あなたが
「生活費で毎月いくら使っているのか?」
「毎月趣味にいくら使っているか?」
というところまでは、一切見てきません。

あなたが毎月使っているお金は、あなたしか知らないのです。

銀行は、あなたが毎月何にいくら使っているか詳細までは知りません。
だから、あなたが実際に借りていい金額、適切な借入金額というのは、不動産屋に相談しながら、自ら弾き出すしかないのです!

最適な借入金額は自分たち(お客様)で決めるのですが、それを決める前に、借りられる限度額を知っておいた方がいいですよね?

ですから私は先に「年収別の借入れ限度額」をお伝えしたのです。

ここまでをまとめますと、
年収別の借入れ限度額は下図のとおりです。
ご自身の年収のところの数値だけを覚えておいてください。

住宅ローンの借入れ限度額を知っておくことはものすごく大事です。
なぜなら、それ以上は何をどうやっても借りることができないからです。
そして、「借入れ限度額」=「借りて良い金額」ではありません。
「借りて良い金額」は、自分たちで導き出す必要があります。

2.返済比率とは?

ここまでで、あなたの年収の借入れ限度額を理解してもらいました。

ここからは、最適な借入額をお伝えしていきます。
ただ、いきなり最適な借入額をお伝えしても、
「なんでその金額になるの?」
と思われるでしょう。
なので、まずは返済比率というものを理解して欲しいです。

あなたは、返済比率という言葉を聞いたことはありますか?

説明しますので、ここからは想像しながら読んでください。

式にすると、こんな感じです。

分かりますよね?
「年収の中で、どれぐらい住宅ローンの返済に充てているのか?」
この比率を、返済比率と言います。

では、理想の返済比率は何%だと思いますか?

答えは、25%です。

上の円グラフの100%があなたの年収だと思ってください。
この25%が理想の返済比率です。
要は、年収の1/4に収まれば理想ということです。

何となくイメージできますよね?
余裕を持って生活できそうじゃないですか?

ただ、理想は25%なのですが、多くの場合は25%に納まりません。
なぜだと思いますか?

それは25%の返済比率で買える物件、満足できる物件が無いからです。
したがいまして、多くの人は返済比率25%以上で買っています。

そしてここからが大事なのですが、返済比率25%は超えてもいいのですが、超えてほしくない返済比率のパーセンテージがあります。

何%だと思いますか?

正解は、30%です。

年収の30%は超えないでください。

イメージできますよね。
年収の1/3以上を住宅ローンの返済、つまり住居費に使っているとしたら、その人の生活は厳しくなりそうじゃないですか?

だから、返済比率30%は超えないようにして欲しいのです。

あなたは今、家賃を払っていますよね?
返済比率はどれぐらいでしょうか?
ぜひ一度、計算してみてほしいです。

多くの人が毎月家賃を払っているのに、返済比率を即答できる人はほとんどいません。

あなたには、返済比率をちゃんと意識して欲しいです。

具体的な例を1つ挙げます。
年収500万の人が、家賃15万を払っているとしましょう。
この場合の返済比率は何%になりますか?

返済比率の計算式は
「返済比率=住宅ローンの年間の返済額÷年収」
でした。
分母は、年収の500万、
分子は、毎月15万×12カ月=180万
です。
180万は500万の何%ですか?
答えは、36%ですね。
これが返済比率になります。

どうですか?
ちょっと多く払い過ぎですよね?
返済比率36%、こういう人は生活に余裕がないことが多いです。

まとめますと、
返済比率については、次のことをしっかりと覚えてください。

はい、返済比率についてはよく理解できましたよね?
続いては、あなたの最適な借入額について説明していきます!

3.年収別の最適な借入額

返済比率を理解してもらいましたので、ここからは「最適な借入額」を説明していきます。

先に超重要なことをお伝えします。

「最適な借入額」は、「毎月の返済額」から考えるべきです!

具体的には、
返済比率25%の場合の「毎月の返済額」と、
返済比率30%の場合の「毎月の返済額」を
見ればいいのです。

なぜなら既にお伝えした通り、返済比率25%が理想であり、返済比率30%が上限だからです。

実は「年収別の最適な借入額」については、具体的な金額をお伝えすることができません。
なぜなら、金利によって「毎月の返済額」が変わってくるからです。

同じ住宅ローン額を借りても、金利が違うと「毎月の返済額」が変わります。

例えばですが、同じ年収のAさんとBさんがいたとします。
それぞれ住宅ローンを5,000万借りたとします。
Aさんは、金利0.5%、
Bさんは、金利1.0%
この場合、それぞれの「毎月の返済額」はいくらになるでしょうか?

答えは、
Aさん 129,792円/月
Bさん 141,142円/月
になります。

このように同じ金額を借りたとしても、金利によって「毎月の返済額」が変わります。
ですから「年収別の最適な借入額」は、具体的な金額でお伝えすることができないのです。

でも安心してください。
最適な借入額」の求め方をお伝えすることはできます。

「最適な借入額」を知りたければ、返済比率25%の場合の「毎月の返済額」を見ればいいのです。
なぜなら、それが理想だからです。

そして、返済比率30%の場合の「毎月の返済額」も見てください。
なぜなら、それが上限だからです。

ここからは、年収別の
返済比率25%と返済比率30%の場合の、「毎月の返済額」をお伝えします。

まずは、年収400万から年収800万です。

左が、年収。
中央が、返済比率25%の場合の「毎月の返済額」。
右が、返済比率30%の場合の「毎月の返済額」です。

あなたの年収のところをよく見てください。

年収500万の人であれば「毎月の返済額」が104,000円以下になる金額を借りるのが理想です。
超えてもいいですが「毎月の返済額」125,000円は超えないようにしてください。

年収700万の人であれば、理想の「毎月の返済額」は145,000円以下です。
すこしオーバーしてもいいですが、「毎月の返済額」が175,000円を超えるようなお金は借りないでください。

続きまして、年収900万から1,300万の場合です。

年収1,000万の人は「毎月の返済額」を208,000円以下にするのが理想です。それを超えてもいいですが「毎月の返済額」が250,000円を超えるような住宅ローンは借りないでください。
逆の言い方をすれば「毎月の返済額」が250,000円以下になるのであれば、まぁ、大丈夫です。

ここまでで、
「年収別の借入れ限度額」
「年収別の最適な借入額」
の求め方がよく分かったと思います。

ただ、あなたに対して銀行が「最適な借入額」まで貸してくれるかどうかはまた別問題です。

質問です。
あなたに住宅ローンを貸してくれる銀行はどこでしょうか?
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