ステーブルコイン

6月4日、日経新聞
「投資家保護へ規制の網 ステーブルコイン、改正法成立」について


ステーブルコインとはなんなのか


仮想通貨(暗号資産)の一つであるが、ビットコインなど一般的な仮想通貨は価格変動が大きく、実用的でないというデメリットを抱えている為、比較的安定した価格を実現するために作られたもの。

ステーブルコインには裏付けとなる資産が必要


円やドルといった法定通貨と連動する設計の法定通貨担保型、ビットコインなどの仮想通貨に連動させる仮想通貨担保型、アルゴリズムを用いて価格を安定させる無担保型があり、順に保証力は弱くなる。

改正法


発行、管理をする銀行、資金移動業者、信託会社の「発行者」と流通を担う登録制の「仲介者」に役割を分けた。発行者のライセンスは信用力のある企業に限られ、仲介者は厳しいモニタリングなどのマネロン対策が求められる。他国と比べ厳しすぎるとの声もあるが、規制強化は世界の潮流となっており、急落した「テラUSD」などを背景に投資家を保護する動きが強まっている。具体的なガイドラインは今後議論されるとのこと。


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