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masumiyutaka
支援員が必死になる時
・トラブルは突然に
和やかに進んだかに見える面談でも、突然、修羅場に変わる時がある。
私は、冷静なタイプなので感情的なモノの言い方はあまりしない。
ところが先日、利用者に妙な伝わり方をしたようで「表へ出ろ」と不穏な反応が返ってきた。
全集中のゴングが鳴る。
・こんな場面で全集中
採用につながる企業面談(企業側、ご本人、私(支援者)の三者面談)の場だった。
つまり、ご本人の不利益にならないようにしないといけない。かつ不穏な言葉遣いは戒めないといけない。
・どうしてこうなった?話の経緯
きっかけは、企業からご本人へ「遅刻などの報告は、携帯通話ではなくメールにして」という依頼による。
その際、私がご本人へ「メールは出来ますか?」と念の為確認したところ、引っかかってしまった。
本人としたら「メール出来ない訳無いだろ!」という解釈による怒りだ。
・真剣な説明
私の発言には攻撃の意図はないこと、メールを使えない特性の方はいるので念の為確認したことを、順を追って丁寧に説明する。
何とか納得したら、職場での振る舞いとして言葉遣いには気をつけないといけないこと、「表へ出ろ」はNGであることを伝える…。
感情的にならないよう声のトーンや大きさは抑制的に、エスカレートしないよう茶化さない、責めない、流さない、正面から応える。
幸い事態は沈静化し、面談の流れは元に戻った次第である。
面談中止や不採用確定となる危険があった。結果がいつも良いとは限らないけれど、不意に支援員の全力が試されてしまう時はある。
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