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支援者の効果とは〜就労支援と夫婦喧嘩への応用〜

・就労支援員のやれること(私の場合)


私は障害をお持ちの方への就労支援をお仕事にしている。

その中で、一緒に就職活動を手伝う。これは準備支援と呼ばれる。

就職後に、職場訪問したり、職場のお悩み相談に乗ったりする。これは定着支援と呼ばれる。

・障害者雇用〜働くって色々あります〜


晴れて就職すると企業-ご本人間の契約となる。
「成長して欲しい by企業」
「戦力になりたい by本人」
一番仕事に一生懸命なのは当事者であるこの方々である。支援員ではない。

一生懸命さゆえに、悩みは尽きないしトラブルはある。そんな時に就労支援員が間に入ったりするのである。

・支援者の効果


支援員は、クールだ。雇用契約者でもないし、働くご本人と毎日会ってもいない。つまり第三者なので、損得勘定から自由だ(利害関係にある支援者にはご注意を)。

そんな距離感のある立場の人の意見は、煮詰まった関係性を改善させる効果がある。

支援員の専門性は大切だが、まず立場が力を与えていることに注目しておこう。

・支援員は、第三者な応援団です。


まして、本人の性格を良く知っている支援員の助言なら、変化のきっかけになったりするのだ。

ただし哀しいかな、それぞれの支援員の力はバラつきがあって微妙なことも…。それでも第三者的な立場の人がいると、みんなちょっと冷静になれる。

知ってる人から「まあまあ」となだめられるだけで頑張れたりすることもある。

・余談です…


私はよく夫婦喧嘩するので、誰か間に入って欲しいと思う…。人の悩み事を毎日聞いている支援員も、自分のことになれば困るのである。

・第三者の効能


私は、両親や友人に協力してもらっている。だが、どうやらこの人達は第三者性や専門性(アドバイスする力)に偏りがありそうだ…。地域には、専門性高めの夫婦カウンセラーもいると聞く。

…誰か妻に言って欲しい「まあまあ、そんなこともありますよ。旦那さんにも良いところあるんじゃない?」って。

そう自分にばかり都合良くいかないかぁ…。
私もあなたも「完璧」はないようですよ。。

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