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ソロの脚本家

黒い白クマです。

成人目前になってさ、分かってきたんだけど。舞台脚本って需要と供給考えた時に、ソロプレイで生活たてられるわけ、ないんじゃねぇのって。

いやまぁ実力、値段設定、売り込みその他諸々の要素を検討した方がいいのかしれんけど、伊達に五年以上この道を模索してたわけじゃないしさ。分かってくるんですよ。

第一に学生くらいしか外に脚本を求めてない。学生っつか、中高。今まで台本提供してきたのも、大学一、二校しかないし。ほぼ中高演劇っすわな。その辺の子達の中には、部内に書く人いないってチームがざらにあるんだけど。大学サークルには1人2人書くやつがおるし、劇団にも劇団付きがいるのがほとんど。というか、私も中高そやったけど「役者と脚本と演出」みたいなやつおおいんだよな多分。そしてそれが主宰みたいなのよく見る。小劇団あるある。

第二にコンクールが少ない。あることはあるけど劇団募集のはそもそも最優秀出ずに終わったりするしな。出すのに逆にお金取られたり。あとひどい言い方だけど、とっても何か起こるわけじゃなかったり。メディア露出する脚本賞見た事ある?舞台ね、映画とかドラマちゃうぞ。…でさ、有名な賞は上演してなきゃダメだったりすんだよ……はい第一に戻る……

第三に一般需要がない。役者越しにみんなに触れるけど、直じゃない。小説や漫画なんかなら単体で完成するけど、読み物として脚本読む人って、多分居ない。たまにいるかしらんけど。

結局「使ってくれる人」おらんから自分で劇団立てるんですよね多分。だからこその乱立って部分も多いし。日本の有名どこはブロードウェイの翻訳が多くて、でかい金が動く日本オリジナルはテレビ社系列主催の劇団超えた企画物の脚本あたりくらいかな。

いやまぁだから何って話じゃないんですけどね。じゃあ漫画や小説なら売れるんか、生活できるんかなっていったらなんとも言えへんし。小説のコンクールも規定多いから出せるのそんなにないしな。メジャー所やけん敵も多いし。

でもね、自己発信して食らいついていこうとした時、やっぱ私も小説の方が動きやすいなって思う。勿論こないだも言ったけど絵がかけたらなって思うし。隣の芝生って話でもないんすよ、この辺片足は突っ込んでるから。

今はとりあえず書く、公開する、コンクール出すでジタバタしてるけど。有難いことに使ってくれる学生さんはおるからリアクション皆無ではないけど。でも一銭も生み出せてないんよね。いやまじ、一銭も。このうん年間、ものつくって売れたん小物作家としてしかないわ。文字で稼いだことないわ。あとはバイトやわ。バイトはええな、やったらとりあえずリターンあってさ。

やっぱり劇団作るしかないんじゃろか。…舞台たてるんアホみたいに生産性ないことが見えてきてるけどな。コンクール賞とったらなんか変わるんやろか。見切りつけて小説訓練すべきじゃろか。いやもっと見切りつけて別の職目指した方がいいんじゃろか。

黒い白クマ。19歳です。今後の生き方分かりません。

気に入って頂けたらサポートおねがいします、 野垂れ死にしないですむように生活費に当てます…そしてまた何か書きます……