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物語る、読み返す、向き合え

最近、のそのそと文庫本制作への道を進めて、とりあえず色々と目処が立ってきました。


作った理由は色々です。とりあえず時間のあるうちに集大成を作っておきたかったのがひとつ。来年、どうするか全然決められてないんだけどね。役者にも作家にも身動きしにくい感じだし、とりあえずはインターンでせうか。

あと、今後二次創作同人誌とかにも手を出してみたいんだけど、あれは利益ご法度だから本出したらどれくらいお金がかかるのかちゃんと把握しておきたかったんだよな。一次創作なら損が出ても儲けが出てもとりあえずお咎めなしだから。

最終的には一次創作の長編で文庫本を作りたいので、そのへんもろもろ練習も兼ねて、短編集をだす事にしてみた。やってみなくちゃ分からないって大科学実験も言ってたし。今後はとりあえずこれを持って行けばいいってことでイベントとかにも出陣しやすくなるしな。

現状は目処が立って紙の予約が始まっただけなので、また実際に印刷したりKindleで出版したりしたらどんな感じだったかお話しますね。Kindleに関しては興味ある人いっぱいおるやろし、あとは印刷所だったりBOOTHの使い心地だったりも話せれば。

さておき今日は原稿作業について。(前置きが長かったな)

原稿、作る分には楽しいんだけどもさー……誤字チェック、これが本当に気が狂う。同じ話何度も読んだら普通に飽きるよ(そういう話でもない)!!!!!!

しかも何故か何度読んでも必ず奇っ怪な誤字脱字が生えてくるんだよね。何?もう3回とか呼んでるのに?まだ見つかる?なんで?

ツイーヨで文句を垂れていたらトッモが「あいつは無性生殖する」っていっててめちゃくちゃ納得してしまった。なんだ、誤字脱字勝手に増えてるのか、なら仕方ないな。何が餌だ?まさかワードの赤線と青線食ってんじゃなかろうな、誤字見つけられへんくなるやんけ。

話が逸れたわ。

そんなこんなで連続して数個の話を何回も読んでいるうちに気が付いたことがあるのだが。

自分が意識して繰り返し書いてきた「テーマ」はさておき、いつも似たような議題が背後にうっすら浮かび上がるんですよ。

他人との溝。
肩書の難しさ。
就学・就業への嫌悪。

それを扱おうとして扱ったわけじゃないのに、確実に埋め込まれてんの。あっ何をしても僕この話が気になってるんだって否応なく分かるんだよな。

結局僕小説にしろ脚本にしろ、声に出したら不味そうな思想だとか愚痴だとか嫌なこと気になることを煮詰めて吐き出してる節がある自覚はあったので、当たり前といえば当たり前、なんだけども。

や、それでもねー、こんなに並べて特徴的な感じになるとは思わなかったっすよ……やれ「お前の文読む前から題名でお前ってわかる」だの「これ書いたんお前やろペンネーム知らんけど」だの数々のトッモにスナイプされてきたけどそりゃそうだ〜〜!!!!!!って感じ。文体とかの話ちゃうのよ(や多分それもあるんやが)、根底に流れる思想が同じ。まずいね。いつも同じ話してるんだもんお前ペラッペラか。そこはかとない"ぽさ"が常に付きまとっている。

あぁそう。ちょっと前に二次創作も読み返したんだった。そっちは5年とか経ってたから、昔の自分が何考えてたのかが透けててそれはそれで面白かったな。でも今の自分から見ると人を傷つけてるなぁという表現も沢山あった。その時その時異常に人を傷つけぬように気を張ってもただただ角が取れたクソつまらんものになるし、それでも限界があるだろうから、3、4年ごとに読み直すといいかもしれないね。自分の名前で世に流している以上、昔の自分にも一定の責任を持たなあかんし。今の自分が思ってないことでも、自分の名前をしょってネットに公開してあるんだからね。

だかんね、漫画とか小説とか、なんか自分の作った足跡残ってる人は1から眺めてみるとええかもよ。昔の自分が何考えてて、今の自分が何考えてるか、すげぇ見えてくるから。ついでに倫理チェックできるし。なるべく、赤の他人を見る気持ちで眺めてみ。

……でね。ついでに、自分の性癖よーーーく分かるぜ、って話を添えておくな。最初に紹介した僕の書いた文庫本、マジでバディ物多すぎて笑っちゃうから。

気に入って頂けたらサポートおねがいします、 野垂れ死にしないですむように生活費に当てます…そしてまた何か書きます……