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【50mm】標準レンズの魅力が初めてわかった(気がする)

お寒うございますね。
とりあえず毎日OM-4tiを持ち歩いているおしゃまです。

いま今年になって2本目のネガを詰めて撮っていますが
レンズは買ったばかりのGズイコー50mm f1.4を付けっぱなしです。
今回ご覧いただきます、ロモCN100で撮り歩いているあいだ
コシナ20mmも持ち出したことはあったのですが、出番なしでした。

しばらく前にもここで鳩を撮った気がしますが
そのときは28mmを付けていたはずです。
広角だとぐっと近づいて、かつ背景など気を遣うところですが
50mmだと少し離れた位置からでも、被写体が小さくなりませんね。

仙台には「昭和市電通り」という街路名があります。
いかにも近年つけました感がつよい名前ですが
それこそ、仙台市電(1976=昭和51年廃止)が走っていた当時からあったと思しき建物がちらほら見受けられます。
街歩き写真では広角を愛用してきたおしゃまですが
すこし離れたものをクローズアップする感じもわるくないですね。

また別のある日、ある川の合流地点まで行ってみました。
広角でなくても、引きがとれれば風景もいけますね。

わたしは勝手に「三角広場」と呼んでいます。
河原の先端部が尖っているようにみえるからですが
開放付近ですこし遠くにピントを合わせると、当然手前はボケます。
シャッター速度が1/500クラスのコンパクトカメラでは、開放絞りって
日中は使いづらいものですが、一眼レフ、このOM-4tiだと1/2000まで切れますので、なんてことなく開放付近の絞りが使えます。
なので、今回はあまり絞り込まずに撮ってしまいました。

ですが、すこし絞り込むと十分以上にシャープだと思います。

1年近く前にここで撮影したときには、このベンチに腰掛けたり荷物を置いたりしていましたが、ここまでエイジングが進むとそんな気にはなりませんね。
開放で撮ったあと、少し絞ってみたらこんなふう。
「絞りによって性格が変わる」のを実感するにはもう少し経験を積まねばですが。

マクロレンズほどではないにせよ、最短撮影距離が短いのでこんな写真も。

以前は50mmという焦点距離は、苦手でした。
近くでファインダーをのぞくと、思っていた絵をフレームに入れるには下がらなくてはいけなかったりして、画角の狭いのを気にしていたように思います。
その後は広角から広角寄りと言われるレンズを多用していたので、すっかり標準レンズの「標準」たるゆえんがわからないままでしたが、
今回その印象はがらっと転換した気がします。

街撮りスナップ(わたしの場合は古い建物系)主体のときは広角が便利で向いてると思いますが、レンズ交換式だから目的に応じてレンズは換えればいいのであって
普段使いには、50mmがいいのかな。
遠景から近景まで、自然でいろいろなシチュエーションに対応できる
万能レンズなのではと考えを改めました。
ぜひもっと使いこなしてみたいものです。

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