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だめだめでOK,足りないにはOK(おおきに)〜よくない緊張の克服法を考えてみた

こんにちはと初めまして。おすぬです。(今回もサムネ画像お借りしました。ソエジマケイタ様ありがとうございます。このネコシリーズ大好きです!)

発表会の記事が続いておりますが、今回は最終回、緊張の本丸!デス。
よくない緊張の根底にあるのはこれだよなあ…という思いにいたりましたので記しておきたいと思います。

と、言いますか。発表会について家族(夫、子ども、実家の母)から華麗にスルーされていたことが今さらながらわかり、大変気落ちしておりました。
アドラー先生に言わせれば私の勝手な期待でしょうけど、感情は割り切れない。
しかも後日先生から送られてきた演奏動画を見たら間違えっぷりがひどい(泣)。
おそらく「間違えた大賞No.1」だったのに、あんなに大満足で帰って行った自分が逆に…オモロすぎる!(開き直ったポジテブ)

ざっくりお付き合いいただけるとうれしいです!


🔹よくない緊張のかげに自己否定

本題に戻ります。
よい緊張=「わくわくすっぞ!」を前提としまして、さらに色々調べていたときに出会ったのが、ピアニストの方と心理カウンセラーの方の動画です。
(無断でリンクを貼ってよいか迷ったのでタイトルのみです。)

  • 【神回】極度・異常なあがり症 誰も教えてくれない驚きの原因と根本治療 / Pianist あかぼしかな 先生

  • 【あがり症/社交不安症】治った人の共通点「自〇〇待をやめた人」 /心理カウンセラー 佐藤たけはる 先生

よくない緊張(あがり症)のかげにあるのはズバリ自己否定だとお二方は述べておられます。
・完璧にできない自分が許せない
・緊張する自分を恥じる、否定する
・安心したい、尊重されたいが、いくら努力してもそれらが与えられない
・自他に対する不信感

心理カウンセラーの佐藤先生は、そんな自分を自分で虐待しているとまでおっしゃってます。身的虐待で首肩がガチガチに固まるとか、ネグレクトで自分の苦しさを見て見ぬふりするとか。

本来、緊張して震えたり赤面したりすることは、体が動いてストレス発散させようとしている体の素直な反応。よくない緊張は、人目を気にして体のストレス発散を無理やり押さえつけているようなもの。

「自分で虐待」とは衝撃的な言葉ですが、目からウロコです。
子育てみたいですね。社会的な体裁をとりつくろうとして親が子どもを頭ごなしに叱りつけるようなもんです。

🔹自分のなかの「アガリ子ちゃん」育て

そんな苦しい自己否定沼から脱却するために。
ピアニストあかぼし先生がおっしゃるには、
コンテストで入賞できなくても、できない自分でも受け入れる(だめだめな自己を受容)、いつでも自分の味方でいること。

心理カウンセラーの佐藤先生は、緊張する自分を自分のなかの「アガリ子ちゃん」と例えて、辛い状況なら「辛かったね」と認めてあげたり、「あなたはあなたでいいんだよ」と尊重したり、上手にアガリ子ちゃんを育ててあげることが大事だと述べておられます。

緊張している自分(アガリ子ちゃん)をコントロール(支配)しようとしない、ということですね。子育てと同じだー。

🔹おおきに で埋める

心理カウンセラー佐藤先生の別動画で、もう一つ面白かったことがありました。
緊張・あがり症が解消した患者さんがやっていた「感○○○」という方法です。(動画タイトルは=あがり症が1週間で治った人のたった一つの方法「感〇〇〇」です)。

その患者さんは毎日「感謝探し」をして、寝る前に感謝日記を何年もつけているとのこと。始めてから1週間で効果があり人間関係もよくなったそうです。

つまり。。。自分がほしい承認とか労り(いたわり)ねぎらい共感尊重etc (冒頭に書いた、私自身が家族から欲しかったものですね)。
他者からもらえないなら、まず自分から愛情のようなプラスの感情を出してみようってことでしょうね。自分の日記に書くだけだから相手に直接伝わるわけではないけれど。

で、思い出したんです!
少し前(かなり前?)のベストセラー『夢をかなえるゾウ』(水野敬也・著)に、こんな文章がありました。(自分のメモからなのでちょっと表現が違うかもしれませんが)

満たされていない を おおきに で埋める

『夢をかなえるゾウ』水野敬也

『夢をかなえるゾウ』では、この言葉は夢をかなえるための最後の課題だったと思います。(それだけこの言葉は秘伝てことかも?)

よくない緊張=自己否定に当てはめると。
自己否定は愛情や承認の飢餓状態であり、自分からの「おおきに」が、その飢餓感を満たしてしまうのかもしれない不思議。まさに感謝日記と同じです。

佐藤先生は、日々感謝することや、その日自分ができたこと何か良いことを発見して日記に書き留めておくことを推奨されています。

🔹まとめ

緊張問題から自己否定と克服法までたどりつきました!
若いころの異常なまでの劣等感ってこれだったのかも。。。当時はメンタルヘルスって言葉もなかったです。

感謝日記やってみようかな。最近は壁のカレンダーでコト足りてるので、もう手帳買うのやめようかと思ったんですが…来年も手帳買おう、うん。

お読みくださりありがとうございました!

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