日記#92【食べたいわけじゃないけど何喰ってるか気になる時あるよな】

 この世には見た目で判断できない料理がある。赤い料理は辛いのか、トマトなどの赤身なのか判断できないときがある。細かくなった魚介や肉にソースがかかっていたら見た目で判断するのは不可能だろう。そんなとき相手に聞けばいいのだが、聞くとほしいのかな?と思われそうで聞けないときがある。

 ほしいという意味合いを亡くそうとするのであれば、店員に聞くこともできるだろう。しかし、そこまでして知りたいことでもないのだ。なのでできるだけ見た目から判断しようとするのだがじろじろ見ていても食べたいのかと思われてしまう。また判定できたとしても、本当にその判定が正しいのかモヤモヤしてしまうのはあるあるナノではないだろうか。

 何が入っているか気になる時はそこまで興味がないのに聞いているので、答えが返ってきても、へーとしかならない。そのせいで会話が終わりそうになり、いるかどうかを相手が聞いてくれているのだと思う。この相手の優しさを私はかみしめていきたい。

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