日記#81【親戚が多いことは幸せか不幸か】

 親戚が多いと、お年玉が増えたり近い年齢の子と仲良くなったりする。しかしその分、別れの苦しみがやってくる。

 死というのはサイコパス的な考えだと、元々なかった命がこの世に生まれ、無い世界に戻っただけである。生まれたときの喜ぶはすごいと聞く。その喜びと失った悲しみは相殺できるのだろうか。身近な親戚が立て続けになくなり、生まれたときの喜びを知らないのに味わう悲しみは私にとって大きなマイナスなのだろうか。深くかかわればかかわる程悲しみを大きくなってしまう。

 これから私の人生で何回葬式に出るのだろうか。私は毎回たえられるだろうか。私は幸いなことに友人や親戚が多い。誰かが死ぬたび私は泣く自身しかない。そうなると先に旅立つ方が幸せに感じる。だが悲しんでくれる人は減らしたいが、いないのは嫌であるのは私のわがままなのだろうか。どうかこの人が死んだら互いに悲しみ、その人だけが悲しんでくれたらいいと思えるような人に出会いたいものである。

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