“できる”をみつけることの大切さ~メンタルクリニック診察日の日記~
ごきげんよう、おすみです。
昨日は定期的なメンタルクリニック通院日でした。
普段通院前に話す事メモを作るのが恒例行事になっていることは以前のnoteでも書きましたが、今日は作業所での仕事を終えた後に一時間近く時間があったにもかかわらずうまく頭の中がまとまらずメモなしの丸腰で診察に臨みました。
しかしいざ診察室に入るとこの二週間にできた事が頭の中にポンポンと浮かび、そんな頭の中の状況を何一つ隠すことなく話すことができました。
主治医の先生からは
「おすみさんはポジティブな部分を見つけるのが上手い」
と言われ、その言葉にまた一つ“できた”と感じたのでした。
ポジティブな部分が見えない。
どうしてもネガティブな感情しかない。
うつ病とはそういう病気です。
なのにどうして今日はこんなにもポンポンとポジティブな部分を見つけることができたのか。
おすみなりに考えてみたら普段から意識していることがその要因で、それはおすみだけができる特技でもなく誰でも今から始められることだと思ったので共有しようと思います。
おすみが普段から意識していること
それは、できた事を見つける事を意識することです。
具体的には…
ひとり反省会でもできたことに目を向ける
夜の一人の時間に今日はあれやこれやどうやったかに頭を巡らせてしまうのは繊細な気質を持つHSPさんのあるあるです。
この反省会と言う言葉が実はネガティブに陥る罠で、
『反省会なんだから、反省点を見つけて反省しなきゃ』
と思い込む日本人がなんと多いことか。
反省と言う言葉のそもそもの話。
国語辞典によれば、反省することはただただ『ダメだ…』と落ち込むことでないという事です。
その日あったことを振り返って、
『それはそれでよかった』
と思えることを見つけることも反省なのです。
ストレスを感じた後はなるべく早めに必ず一息を入れる
仕事でもプライベートでも生きる上で誰にもストレスは常に付きまといます。
作業所が運営するカフェで働くおすみも店員としてのストレスを全く感じていないわけではないですし、人の3倍敏感なHSP気質を持っているのでストレスにも人一倍余計に感じています。
それ故に休憩時間や帰宅後は死んだようにボーっとする日が続くこともしばしば。
そんなボーっとする時間も当然のように頭の中は終始ぐるぐるし、頭の中から昔のパソコンのようなけたたましい音が聞こえる時すらあります。
そんな時は、一刻も早く少しでも休むことを心がけています。
水分補給を意識的に行ったり5秒でも背伸びや深呼吸を行ったりし、まずは気持ちと呼吸を落ち着かせます。
「お疲れ様。がんばってたね」の一言が相手を支える力になる
ここからはおすみの取扱説明書でもあり、もしも身近にストレスに押しつぶされそうな人がいる方にも伝えたいことです。
もしも疲れ果てて落ち込んで座り込んでいる姿を見かけたら、
「お疲れ様。がんばってたね」
と一声かけてほしいです。
その一言が暗く閉ざされた心の扉を開く鍵になります。
ひとり反省会で得た物はあくまでも自己評価に過ぎません。
それ故にたとえできたとフィードバックできてもやはり周囲の評価は実際どうなのか正直気になって仕方ないところです。
そんな不安を取り除くのは周囲の適切な評価を得る事です。
これは以前書いたソーシャルサポートの一つの評価的サポートに当たります。
がんばりは周囲も自分も認めることで初めて力になります。
皆で前向きに評価し合う事で周りの雰囲気も自然と良化します。
ぜひ、「お疲れ様。がんばってたね」の一言を掛けてあげてください。
そして声を掛けられた方もその言葉に素直に「ありがとう」の思いをお返ししましょう。
最後に
おすみはひとり反省会の事をおすみは反省会と呼ばずフィードバックと呼んでいます。
『横文字で気取りやがって』
と思われるかもしれませんが、そう言いかえることでネガティブな感情をプラスマイナスゼロに、さらにその先のポジティブな領域に持って行けるとおすみは信じて日々過ごしています。
これもリフレーミングと言う物の見方を認知行動療法を行うに当たり実践している手法の一つです。
以前のnoteにもリフレーミングを話題に執筆しています。
…それからもう2年か…2024年バージョンにアップデートした記事も今後書こうかな?
と言う発見ができた事が今日の“できた”です。
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