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【洋書多読】Who was George Washington? (252冊目)

Who was George Washington?by "Who was ? Series"
 
総語数: 7094 Words
 開始日:2024年5月1日
 読了日:2024年5月2日
 多読総語数: 10,407,422 + ? words

『Who was 〜?シリーズ』から、『Who was George Washington?』を読了しました。

英検一級取得後も折に触れて手にとっている『Who was 〜?』シリーズ。最近はアメリカ独立戦争に関連するWho was/What was〜?を読んでいますが、今回はアメリカ建国の父、初代アメリカ合衆国大統領ジョージ・ワシントンの伝記です。

言わずもがな、の読みやすさと面白さ

僕のnote定期的にお読みくださっている方には周知の事実ですが、僕は英語力UPのために手に取るよう書のレベル感というのは児童書のそれが適当だと思っています。

これはTOEICが900点を超えていようが、英検一級を持っていようが、です。

このレベルの英語を大量に読むことで、試験対策はもとよりプラクティカルな英語運用における種々の能力を知らず識らずのうちに伸ばしていくことができるからです。

「大量に」「優しい」「ネイティブ向けの」洋書を読む。これが多読で英語力UPを考えたときに求められる要素で、Who was〜?はこの条件に美しいくらいマッチしています。もう足掛け6年多読を続けていますが未だに『Who was〜?』ほどのシリーズにはなかなかお目にかかれていません(ないとはいいません)。

それくらい、とても有意義でためになる洋書(児童書)です。騙されたと思って一度読んでいただきたいです。

独立戦争に関する児童書を読んでいる理由

実は「独立戦争」に関係した児童向け洋書を大量に読み漁っている理由は何を隠そう「独立戦争に詳しくなるため」です。

というとすかさず『え、子供が読むような本で独立戦争の勉強…?」と思われる方が少なからずいらっしゃいますが、洋書和書を問わず、児童向けのこの手の書籍をなめてはいけません。

しばしば僕たち大人が知りもしなかったような知識がサラッと掲載されていたりします。ま、僕の無学無知は考慮に入れる必要はあるでしょうけれど、それを差し引いても、児童書のそれって結構大人にとってもリーダブルだったりするんです。そんな経験ないですか?中学生の社会とか理科の教科書見てそんなコト思われたりしませんか?

Who was 〜?もご多分に漏れず、有益な情報が満載です。特に僕のように海外の歴史にとんと暗い人間が第二言語でアメリカの歴史を学ぼうっていうんなら、これくらいのレベル感の洋書で学んだほうが、英語力アップというおまけまで手に入れられるので、まさに一石二鳥です。

で、独立戦争に関する知識をインプットしている理由ですが、これは『アメリカのデモクラシーについて』という、アレクシス・ド・トクヴィルというフランス人が19世紀に書いた本(もちろん日本語訳です)を再読したいと思っているからです。

世界一周に出る前、この本を手にとったときの僕の英語力、そして米に関する知識は、よく言って幼稚園児並でした。

もちろん日本語の意味はわかりますが、その文化的バックグラウンドなどなどに関する知識はまさに蒙昧を極めていて、読後感も「ふーん…」というくらいの感じでした。

でも最近定住したことを機に、かつて読んだ本の中で印象に残っているもの、あまりピンとこなかったものを再読しているんです。理由は、僕が住んでいる糸島市というのは九州大学のお膝元でもあり(厳密には九州大学は福岡市西区)市民による文化的な活動がとても盛んで、そこらへんでブックトークやらなんやらが頻繁に開催されているからです。

これまでアカデミックなことにはとんとご縁のなかった僕も、流石に糸島市民として自分の無知蒙昧をなんとかしたい…と強く思い色んな本を再読しては当時との読後感のギャップに嬉しい驚きを禁じえない、そんな日々を過ごしています。

トクヴィルは、僕にとっては喉に刺さった魚の棘のような存在でした。そんなトクヴィルの代表的な名著を読むのは念願でした。海外生活を経験し、英語ができるようになった今をもって他にはない、そんなふうに思い、そのための予備知識を手に入れるために、アメリカ人がアメリカ人の子供に向けて分かりやすく書いてくれている「Who was/What was〜?」を読んでいるんです。

色んな意見が飛んできそうですが…交渉とまでは言わないまでも、そんなにくだらない理由でもないはずだ、と思っているのは僕だけではないはずだ、そんなふうに思っています。

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