話すことと聴くことと

面白い話をしたり、ためになる話をしたりして、相手を喜ばせていると思っていた。

相手を笑わせられるような話をして、相手を楽しませる。相手も笑ってくれるし。
仕事上経験に伴う話や、考え方の話。部署として必要な知識的な話をすることで、相手のためになると。相手も興味を持って聞いてくれているし。

確かにそれはそうだと思うけれど、僕に付き合ってくれているだけなんじゃないか?とも思ってしまう。
愛想笑い?仕事上の話さえ、ハイハイと思いながら聞いているのでは?と。
相手を信用できないんじゃない、相手から必要とされている自分という存在を信じられない。といった感じ。

話しながら、
話長いかな?
こんな話しても仕方ないかな?
もっと質問して相手の話を引き出したほうがいいかな?
でも、質問して嫌がられないかな?
聞かれたくないんじゃないかな?
あ、今話そうとしてくれてたのに、止めちゃったかな。

とか、そんなことを考えてしまう。
話すのが好きで、聴くことの大切さを知って、聴くことも学んで。
聴くために、質問の方法も学んで。
聴きながら考えちゃいけないと思いつつ、
相手は気持ちよく喋れているかな?
早く終わらせたいと思ってるかな?
時間大丈夫かな?
次は何聴こうかな?
こっちも喋った方が良いかな?
とか不安になっちゃったりして。

話すことも聴くこともあんなに好きだったのに
なんか色々考えちゃって仕方ないね。

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