イスラエル レバノンを攻撃ジャーナリストら8人死亡〜すべてがNになる〜


                         2023年11月23日【国際】

ロイター通信によると、レバノン国営通信は21日、イスラエルがレバノンの国境地域を攻撃し、2人のテレビ・ジャーナリストを含む8人が死亡したと報じました。
 10月7日のガザのイスラム組織ハマスの攻撃とイスラエルの報復攻撃以来、レバノンとイスラエルの国境地帯の紛争は激化しており、レバノン側は80人以上が亡くなりました。その多くはイスラム教シーア派の武装組織ヒズボラのメンバー。ヒズボラとイスラエルの衝突は2006年以来の規模となっています。
 21日の攻撃では、イスラエルとの前線からわずかに1・6キロ離れた地点で、レバノンのテレビ「アルマヤディーン」の記者とカメラマンと、巻き添えになったもう1人の3人が死亡。また、約11キロ離れたレバノン南部の都市、ティレでは車が破壊され、乗っていた4人が亡くなりました。ハマスはうち1人が同組織の幹部だったことを認めました。レバノン国営通信によると、別のイスラエルの攻撃で年配の女性1人が殺されました。
 レバノン暫定内閣のナジブ・ミカティ首相は、ジャーナリストへの攻撃はイスラエルがメディアを沈黙させようと試みているものだとし、「イスラエルの犯罪に制限がないことを示すものだ」と非難しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?