引越しと寂しさと逃げ場


懐かシリーズ⑨





ふと思ったことを呟く。

時をさかのぼる。2020年、12月下旬。

私は来春の会社に合わせて決めていた物件をキャンセルした。理由は、別なブログにも書いてあるが、会社に入りたくなくなったからだ。

既に今住んでいる家の退去届は出していたので2021年1月中旬から住む場所がなかった。

そこでシェアハウスに住むことにした!

家賃光熱費込みで4万くらい。会社までも徒歩30分以内。

とてもコスパが良い。

人と生活するのは久しぶりだからドキドキする。

今まで自由に1人で生活してきたから、人と一緒に暮らせるのだろうか。笑







今日引越しをした。

引越しの荷物はとても少なくしたつもりだけど、結構あった。

人が2年間生活するとこんなに物が溜まるらしい。

生々しさを荷物から感じとった。

旅とかシェアハウスを転々としている人はだんだん荷物が減っていくんだろうなと思った。そして身軽になっていく。私が思う引越しと感覚が違いそうだ。





父と母が引越しの手伝いに来てくれた。

とても心配なんだろう。

私1人で引越ししようと思っていたが、父母が手伝ってくれると聞いて、引越し準備を怠けてしまった。

母がお風呂場などを結構掃除してくれて、親に頼らずに生活していこうと思ったのに。父母からやっぱり私たちの力がないとダメなのよと言われてるみたいで情けなくなった。

引越し終わりに母と父が乗る車を見送っている時、プリウス(父の愛車)が泣いて見えた。

さっきまで寂しさという感情とは全く無縁だったのに!

お別れするときに、また会えるだろうなーという別れと、もう二度と会えない感覚になる別れがある。

あれの違いってなんなんだろう。

勝手に思っているんだけど、父母とは、毎回二度と会えないような感覚になるタイプの別れ。



前に、自殺を予防するには私は情報だと思った。

私の道はそれだけじゃないという情報を事前に知っていいるか、否かの差で自殺は起こると思っていた。が、別な友達の話を聞いて、もしかしたら、自分の感情を言語化することが自殺を未然に防ぐものなのかもしれないと思った。

何が言いたいのかというと、言語化することが自分でも気づかない自分を救ってあげられる手ということだ。









そうゆう面で、常に逃げ場は作っておきたいと考える。

私の場合、逃げ場はブログだ。

思ったことや、感じたことを言語化して吐き出す。あわよくば同じような感覚の人と繋がりたいなとも思っている。

だから、ここは私の感情の吐きだまりかもしれない。

ちゃんと構成された文とか言葉じゃない、ただ思ったことをボソボソ言う吐きだまり。





自分のやりたいように生きようとすると親にすごく迷惑がかかる。し、口出しされる。いつしか親のことを邪魔だと思うようになっていた最近。

でも、いざ20年後とかに親の身体が弱くなって、口出しすらしてこなくなったらそれはそれで私は悲しくなるのかもしれない。そして20年前の今日を幸せだったなーと恋しがるのかもしれない。

欲しいときに欲しい感情は手に入らないなあ













最後まで見てくれてありがとう!




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