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2024上半期に読んだ本

2024年も折り返し地点ですね。私はまだ読書歴は浅いですが、今年読んだ本を紹介させていただきます。全部紹介するのは大変なので、3つほど紹介します。


村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」

  • あらすじ
    第1部 泥棒かささぎ編
    ねじまき鳥が世界のねじを巻くことをやめた時、平和な郊外住宅地は底知れぬ闇の奥へと静かに傾斜を始める。暴力とエロスの予感がやがてあたりを包んでいく。誰かがねじを巻き続けなければならないのだ、誰かが。1984年の世田谷の路地裏から1938年の満州蒙古国境、駅前のクリーニング店から意識の井戸の底まで、ねじのありかを求めて、探索の年代記が始まる。

  • 第2部 予言する鳥編
    猫が消えたのは始まりにすぎなかったあ。「私の名前を見つけてちようだい。」謎の女は、その奇妙な部屋から、僕に向かって電話をかけ続ける。加納クレタは耐えがたい痛みに満ちた人生から、無痛の薄明をくぐり抜け、新しい名前を持った自己に向かう。名つけられようのない名前を求め、名前のあるものが空白の中にこぼれ落ちていく。そして僕が不思議な井戸の底で見出したものは……。

  • 第3部 鳥刺し男編
    奇妙な夏が終わり、井戸は埋められた。そして人々はみんなどこかに去った。ねじまき鳥の声はもう聞こえない。僕に残されたのは、頬の深く青いあざと、謎の青年から引き渡されたバットだけだ。でも、やがて僕は知ることになるー何かが僕を新しい場所に導こうとしていることを。意識と過去の帳の奥に隠されたねじの在り処をもとめて、地図のない冒険の旅が開始される。


梶山三郎「トヨトミの野望 」

  • あらすじ
    愛知県豊臣市に本社を構える世界的自動車企業、トヨトミ自動車。フィリピンに左遷されていた武田剛平はどん底から這い上がり、社長に昇りつめた。創業家とはなんの関係もないサラリーマン社長はその剛腕で世界に先駆けてハイブリッドカーの量産に挑戦する。いっぽう、創業家出身の豊臣統一は入社以来、豊臣家の七光と陰口を叩かれながらも、いつの日か武田剛平を越えてやろうかと野心を抱いていた。自動車王国アメリカでロビイング、巨大市場中国の攻略、創業家との確執ー世界と戦う企業の経済戦争を描いた衝撃フィクション!


島田潤一郎「古くてあたらしい仕事」

  • あらすじ
    「本をつくり、とどける」ことに真摯に向き合い続けるひとり出版社、夏葉社。従兄の死をきっかけに会社を立ち上げたぼくは、大量生産・大量消費ではないビジネスの在り方を知る。庄野潤三小説撰集を通して出会った家族たち、装丁デザインをお願いした和田実さん、全国の書店で働く人々。一対一の関係をつないだ先で本は「だれか」の手に届く。その原点と未来を語った、心しみいるエッセイ。


本当はそれぞれの本の感想を書きたいですが、時期が来たら一冊づつ感想を書きたいです。いま読んでる本もそうですが、私の心の中を、感情の中に入り込み、浸透していきます。今はどうしたら伝わるかわからないですが、いずれ書きたいです。

目標は読んだことない方にも伝わるものです。できないことをできないとわかる段階、できないことを学ぶ段階、できることを工夫する段階。まだ初手にいます。

感想を期待していた方、すみません。
まだ上手く伝えられません…。

読んでいただきありがとうございました。

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