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2019年に起こった価値観の変容とその中身

年末の恒例となった「一年の振り返り」をする会。今年は、流行らせた張本人のICJ吉沢さんたちと4人で行った。

自分の振り返りをザーッと紙に書いて共有し、30分ほど話を聞いてもらい、30分フィードバックをもらって深める、というシンプルな構成ながら、一人でやるのと気づきの多さが違う。ここに集う人は、直接利害関係の無い人たちで、話したことは外に出さない、というのもポイント。今回は初めてお会いする方が2人いたのだけど、当然素敵な出会いになりました。

やり方はこちらの記事を参照。

頂いたフィードバックをまとめながら、最後に自分で振り返りしようと思う。

総括

これまでの年と少しだけ違うのは、自分と向き合う時間が増えた、ということだろうか。

自分の活動の求めるものが、外側の価値観から内側に変容していった、というのが一番大きな出来事かもしれない。なんでこの36年間、気づけなかったんだ、とも思った。

続いて時系列に振り返って、大晦日の棚卸しとしようと思う。こちらが僕が実際に使った振り返りのシート(抜粋)

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1-3月。Youtuberという生き方

2018年からお手伝いしていたイケメンアイドルの公演が僕的には一段落し、時間が出来た。そこで、「好きなことで生きていく」ってどんなことだろう?「ゼロからYoutuberを始める」ってどんな感覚だろう、と思って、自分が大好きな釣りをテーマにYoutuberを始めることにした。

最初はカメラも持ってなかったので、iPhoneで撮り、久しぶりのPremireに苦戦しながら編集し、なんとかアップしても100再生とか。そして、普段お仕事で使っているイセオサムという名前も伏せて、「おっさむ」というもう一つの人格で釣りをし続けてみた。

「人は、2人分くらいの人生を歩めるんじゃないか」という仮説でもうひとりの「Youtuberおっさむ」を生み出してみたけど、僕には片手間じゃ全然無理だった。キャラの作り込みも甘かったし、現実の僕との関連も上手く設計できなかった。プロデュース力のなさ。自分を客観視するのは難しい。

振り返り会で、伝えよう、売れようと「外側から見た自分」を作ろうとすると、それは「仕事」になってつまらなくる。だから、「内側から出てくる自分」を自然に形にするのがいい。という視点をいただいて、超なるほどと思った。

結果的に9月に引退するのだが、もしご興味あれば当時の活動のまとめはコチラをみてください。

並行して、葉山に移住しようと計画していたのだけど、こちらも頓挫。申し込んでみた物件の審査が通らなかったり、いろんな要因でスムーズに進まなかったのでペンディングになった。

4-6月。マインドセットの変化

正直、1-3月は全然結果がでず、かといって時間もやや余裕があったのでモヤモヤが続いていたように思う。仕事と家庭のバランスもとろうとし、ブレーキとアクセルを同時に踏んでいる状態。そのときに、LIFE PEPPERの代表でもあり、スタートアップ約25社の顧問をされている吉田さんとの出会いが変化のきっかけとなった。多くのことをやる場合は、物理的な時間は配分する必要があるけど、マインドセットはすべて100%。そして、ブレーキを踏まなくていいように進めること。だいぶ気がラクになった。

その中で、にれいちゃん、かっしーたちと新しいプロジェクトを立ち上げることになり、「人間の生きづらさ」に向き合うことになった。

7-9月。人と向き合うこと

新しいプロジェクトのミーティングを通じてだったり、個人でコーチングを受けたり、本を読んだり、スピリチュアルな体験をすることで、これまで囚われていた外側の価値観、社会的成功などから解き放たれていく感覚を持つことができた。

並行して、二代目バチェラーの小柳津林太郎たちとハイブリッドサラリーマンズクラブというオンラインサロンを立ち上げ、サラリーマンの「働き方改革」から「はたらきやすさ、生きやすさ」を支援すべく活動していった。

正直、これまで「サラリーマン」が好きじゃなかったし、僕自身、なりたくないとさえ思っていた。でも、そんな形式は関係なくて、ただ素晴らしい人が、その仕組みを生かして働いている、という事実に気づけたのが素晴らしい体験だった。ベースの場所がありながら副業、ハイブリッドな活動ができるなんてこれからの時代は最高だ。

10-12月。ライフシフト。

9月にYoutuberは引退したけど、株式会社Roadieのマンガ動画事業が立ち上がったのでそこに経験が活かせたり、boketeも面白くなりそう。もがいていたことが、年末にかけて別の形に昇華されていったのかもしれない。

この10年、自身の働き方に関してはいろんなワークシフトを試してきたつもりだ。スタートアップ的な仕事の仕方だったり、パラレルワークであったり。そして、一度ペンディングしていた移住に関しても、夏にふと訪れた軽井沢から少し西にある御代田町というところに引き寄せられた。3月から引っ越す予定です。

東京まで軽井沢から新幹線で1時間、というアクセスの良さもあり、割と気構えることなく意思決定でき、ワクワクしてます。冬はめっちゃ寒いけど。

というわけで、ようやく自然に生きられる感覚で年を越せそうです。今年もありがとうございました。

アイデアの断片はTwitterでつぶやいてくけど、2020年はnoteをもっと書いていこうと思います。

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