ワンスターに合わない人ってどんな人?
みなさん、こんにちは。
ワンスターで採用局長をしている尾竹と申します。
この度はみなさんにお願いがあり、ご連絡いたしました。
お願いとは
自分はワンスターに入って不幸せにならないかのセルフジャッジをして頂きたい
といったものになります。
メリットとデメリットは表裏一体です。
「誰かにとってはメリットでも他の誰かにとってはデメリットだ」という事象は結構多く「働く環境」もそれに当てはまります。
だからこそ、あらゆる人が働き手として幸せになれる会社は無いと思ってます。
わたしはこれまでのキャリアで4,000回以上の採用面接を行いました。
その中には時価総額で世界一を誇る米アップル社で働いている人もいましたし、就活人気ランキングで毎回上位に位置する有名日系大手で働いている人もたくさんいました。
そんな人達も他の会社で働く人と同様に、会社に不満を持ち、そして転職を志しています。
「この会社に入ればみんな幸せ」という選択肢は残念ながら無いのだと思います。
そんな中で採用担当であるわたしが担っているミッションは
万人にとって最適な会社はないことを理解し、
ワンスターに入社することで幸せになれる人を採用すること
だと思っています。
そのためにみなさん自身の判断も大切だと考えています。
当然ながらあなたの気持ちを一番わかっているのはあなたです。
そんなあなたに「人によってはネガティブに映るワンスターの特徴」をお伝えします。
これがネガティブに映る場合はわたしたちにマッチしていない可能性が高いので、今後の選考参加は是非とも慎重にお考えください。
これから社会に出ようという人たちの意欲に水を差す場合もあるかもしれませんが、「気持ちよく就活すること」より「入社後気持ちよく働くこと」の方が大事だと思うので、お付き合いのほど、よろしくお願いします。
ポイント1:ワークライフバランスについて
ワンスターの仕事は1人ひとりの裁量が大きいです。
「裁量が大きい」とは「結果へのコミットがより求められる」ということです。
裁量が少ない(仕事の進め方が細かく指定されている)場合、会社から求められることは「言われたことを言われた通りやること」です。(だから細かく指示をします)
なので任されたタスクを遂行した時点で会社の期待には応えており、
極論、その先の成果があまり出なくてもあなたの責任ではありません。
そうなると「やるべきことを言われたとおりにやれば、後は気にしなくて良い」という話になり、時間的にも精神的にも仕事のオン・オフをつけやすくなります。
いわゆる「ワークライフバランスの取りやすい仕事」です。
裁量の大きな仕事はどうでしょうか?
仕事の進め方が細かく指定されていません。
それゆえ結果で示さなければならず、
結果が出るまでは何度でもトライアンドエラーを繰り返す必要があります。
一発で結果を出せるスキルがあればいいですが、まだ未成熟な段階においては常に試行錯誤し、時間をかけて粘り強く取り組む必要があります。
結果的に仕事のオン・オフはつけにくくなります。
誤解のないようにお伝えしておくと、別に「残業は多いほうがいい」と思っているわけではありません。
むしろ少ない方がいいと思います。
ただしプロセスではなく結果に責任の伴う「裁量の大きな仕事」においては、結果が出るまではやる必要があるということです。
”もし「オフ」の時間を増やしたいなら、自分のスキルを上げて同じ成果を短い時間で出してください”
大なり小なりこういった価値観が裁量の大きな環境にはあります。
冒頭に述べた通りワンスターは「裁量が大きい仕事」がほとんどの会社です。
わたしたちが含まれる「コンサルティング業界」や「マーケティング(広告)業界」は業界としても裁量が大きいと言われています。
つまり端的に言えばワークライフバランスが取りづらいです。
取れないとは言いません。生産性の高い仕事をして、色んなものと両立している人はたくさんいます。
ただし前述の「裁量の少ない仕事」に比べると両立には「本人の努力」を必要とします。
<補足>
当然ですが厚生労働省が定める「労働基準法」は遵守しており、
「法で許容される範囲の中で業務量は一定以上あります」という話です。
ポイント2:環境を創るか、使うか
ワンスターはベンチャー企業です。
ベンチャー企業は良くも悪くも有するものが少ないです。
なので「あるものを使って成果を出す」だけでなく
「必要なものは自ら作り出して成果を出す」ことも求められます。
RPG風に言えば、ストーリー上付与される武器だけでは倒せない敵がバンバン出てくるので、自分で独自に武器を作っていかなければならない、みたいな状況です。
ある程度自分が活躍する手はずの整っている環境を望む人にとって、このような状態は苦痛そのものだと思います。
そして活躍するはずの環境で活躍するはずのミッションを持つより、クリアに時間がかかり、短期視点ではタイパ(タイムパフォーマンス)が悪いかもしれません。
それでも「必要なものを作り出す経験」こそが、ベンチャーで働くからこそ得ることのできる、最大の報酬であると考えます。
一見タイパの悪い「自分で環境を創る」働き方ですが、その中で得られる「都度必要な環境を自分で創れる力」はVUCA時代のビジネスパーソンにとって非常に有益な資産になります。
「あるものを使って成果を出す」しかやっていない人は環境の変化に弱いです。
環境の提供者がその変化に対応しきれているうちは良いですが、そうでなくなった瞬間「今の武器では通用しないが、とはいえ何もできない」となり、「敗北をただ待つのみ」という形になります。
もし「自分で環境を創る」経験があれば、変化に対して自分自身で行動を起こすことができます。
それがこれからのビジネスパーソンに必要な素質ではないでしょうか?
ポイント3:逆境を突破するか、避けて通るか
最後にワンスターのここまでの歴史と現在の状況をお伝えします。
ワンスターでは創業以来二度の踊り場=減収・減益を迎えています。(赤枠②)
日々様々な挑戦をしているワンスターですが、この踊り場という局面であってもそのスタンスは変わらず、むしろこんな時だからこそ新しいことに挑み続けてきました。
一度目の8期~10期にかけては、新しいクリエイティブフォーマットの開発や他代理店が攻略できていなかった運用型広告メニューの攻略にいち早く注力するなど、様々な挑戦をしたことで32億円⇒52億円のV字回復することが出来ました。(赤枠①)
現在二度目の踊り場を迎えていますが、今回もワンスターが更に成長・変化する機会と捉え、新たな挑戦を全社で取り組んでいます。
例えば、新規事業部署からはこの3年間で3つのサービスがローンチされ、その他にも通販事業全般の代行事業、海外事業の強化、AI開発部署の立ち上げ等を行っています。
17期120億円⇒23期300億円のV字回復をし、幸せの総量を増やすことが出来るよう全社員が力を合わせて取り組んでいます。
またワンスターとしては二度目の踊り場になりますが、ワンスターに限らずどんな企業であってもそのような時期を経験しています。
名だたる有名企業であっても、おおよそ3年に1度のペースで踊り場を迎えています。
ビジネスというのは難易度が高く、そのような経験を全くしていない企業はほんの一握りです。 むしろ危機を経験し、乗り越えた企業程、その後の成長が著しく強い組織を作られていると思います。
成長し続けている環境に身を置くことも選択肢の一つだと思いますが、 未来が見通しにくい時代だからこそ、 変化に対応し、乗り越えていく力を私達は身に付けていきたいと思っています。
また、ワンスターとしては踊り場を一緒に乗り越えられる人=苦楽をともに過ごせる仲間と一緒に働いていきたいと思っています。
ご自身がどちらの考えが近いかということを、このタイミングで再考いただければと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
これを御覧頂いた上で次回選考に臨まれる方は
・ワークライフバランスは自分にとって重要であり、特別な努力が無くともそれを享受できる会社が良い
・自分が活躍し成果を上げるための環境を用意してもらい、その中で効率的に働きたい
・逆境を出来るだけ避けて、ストレスのかからない環境・安定している環境下で働きたい。
といったお考えはお持ちでない と認識させていただきます。
それは採用時点だけでなく、入社後もずっとです。
便宜上「☓」と記載しましたが、これらの考え方は決して悪い考え方だとは思いません。
あくまで「ワンスターとは合わない」だけであり、この考え方を必要とする会社も世の中にはあるはずです。
こちらを読んで「自分とは合わない」と感じられた方は遠慮なく選考に進まない旨をワンスター採用担当までご連絡ください。
▼連絡先
ossaiyou@one-star.jp もしくは ワンスター公式LINE
お互いに腹を割ったコミュニケーションをすることで、「Win-Win」な関係を構築できることを楽しみにしております!
※参考記事
記事内にて「裁量」というキーワードが出てきました。
ワンスターにおける「裁量権」とは何か、別の記事でまとめているので是非ご一読ください!
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