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【2月10日 】クラウドファンディング開始しました!

【クラファンサイトURL】

https://camp-fire.jp/projects/view/639782?utm_campaign=cp_po_share_mypage_projects_show

どうも、おっさーです!
今回は、2月10日にぼくの人生ではじめてクラウドファウンディングに挑戦します!ということについてお話させていただきたいと思います。

クラウドファウンディングで資金を募って何に挑戦したいかといいますと、

『服で障害者とその家族の問題を解決する、インクルーシブウェアブランドを立ち上げたい』

ということです。
インクルーシブウェアというものを簡単に説明すると。
「年齢、性別、国籍、体型、そして障害の有無などに関わらず、すべての人たちが快適に、オシャレに」着ることのできる服のことを指します。
「障害当事者専用服ではなく、障害当事者も省かれることなく、誰もがファッションを楽しむことができる服」です。
その第一弾として、『どっちも着れるT』というTシャツを企画しました。
このTシャツは、前後表裏、どの面でも着ることができる仕様になっていることが特徴です。
ブランド立ち上げの暁には、第一弾としてこのTシャツを世の中に出したいと思っています。

身長113cm / Tシャツ130サイズ ※オーバーサイズで着ています
身長109cm / Tシャツ110サイズ

わが家には、重度の知的、身体的な障害のある7歳の娘がいるのですが、着替えのとき、間違えて着せてしまうことがよくあります。
ちなみに、わが家の5歳になる健常児の息子の方も、よく前後表裏を間違えて着ていました(笑)。

ただでさえ大変な着替えなのに、やり直さないといけないとなると、さらに大変になってしまいます。
同じような思いをしているのは、きっとわが家だけではないと思います。
「だったら、どの面でも着られる服をつくってしまおう!!」
というのが、このTシャツをつくろうという想いに至った理由となります。

障害児(者)とその家族の生活をもっとゆたかに

では、なぜインクルーシブウエアのブランドを立ち上げたいという想いに至ったかというところについて説明をしたいと思います。

私と妻はなかなか子宝に恵まれませんでしたが、苦しい不妊治療を経てやっと娘を授かることができました。
初めてこの手で子どもを抱いたときは、責任を感じるとともに大きなよろこびに包まれました。

ところが、そんな娘が生後数日でてんかんによる大発作を起こし、NICUに緊急入院することに。

検査の結果、脳の一部が出血し、壊死していることがわかります。
医師の見解としては、どうやら母親の胎内にいたときから発生していたようだというものでした。
そして娘は、てんかん発作と心身の障害をもつことになったのです。

最初は絶望しました。
「なんでうちの子なんだ」
という思いに苛まれました。
でも、たとえ障害があっても、親が子どものことを思う気持ちになんら変わりはありません。
徐々に現実を受け入れていき、
「よし、自分の残りの人生は、娘が幸せな生涯を送れるようにするため、そして、同じように障害のある人やその家族のために自分の命を使おう」
という想いに至りました。
自分自身の揺らぐことのない意志として、自然とそんな感情が生まれました。
そこで決めたテーマが、

『障害児(者)とその家族の生活をもっと豊かに』

それから、日々障害について勉強するようになり、YouTubeやnoteで情報を発信するようになりました。
そして今、

『服で障害者とその家族の問題を解決するインクルーシブウェアブランドを立ち上げたい』

という想いから、初めてクラウドファウンディングに挑戦しています。

私には服をつくることしかできない

では、なぜ『障害児(者)とその家族の生活をもっと豊かに』のための活動として、服づくりなのかということについて説明させてください。

私たち夫婦はお互いに、文化服装学院という服飾の学校出身です。
その後、妻はアパレル企業のバイヤーを経て専業主婦に。
私は、20年近く生産管理として服づくりに携わってきました。
初めは、妻が自分の娘のためにハンドメイドしたスタイや食事用エプロンなどを、ミンネというハンドメイドサイトに出品していました。
でも、ハンドメイドでは生産能力は極端に低く、限界があります。

『わが家のように、障害があるがゆえに服で困っている人たちの生活を豊かにすることに貢献したい』

という想いが次第に強くなっていきました。
私には、障害そのものを治すことはできません。
では、自分にできることってなんだろう。
それが、服をつくることなんだと思いました。
私には、服をつくることしかできないから。。。

ブランドの立ち上げができたあかつきには、ブランド名は『Lamp』にしようと決めています。
たとえ障害があっても、あかるく輝く人生を送ってほしい、この服が、そんな人生の一助になれば。
そんな願いを込めて。。。

前後表裏『どっちも着れるT』

今回の『どっちも着れるT』は、文字通り前後表裏どの面でも着れるTシャツです。

サンプル作成はサンプル工場には依頼せず、私自身でパターンメーキング、裁断縫製、仕様書作成等全てをおこないました。

それは、細部まで障害のある人やその家族に寄り添った、自分自身が納得できるものしたかったからです。
妥協をしたくなかったからです。
納得できるまで、何度も何度もサンプルをつくりました。
ここで、このTシャツのデザインや機能についてお伝えしたいと思います。

●生地へのこだわり

その名の通り、風合いがソフトで滑らかな「スムース」という綿100%生地を使用しています。
表面と裏面が同じ編み組織で両面表の生地になります。
普通のTシャツ生地に比べて、やや厚めで目の詰まったしっかりした生地、それでいて風合いはとてもソフトで滑らかなので、百貨店で販売されているような高級ブランドのTシャツでよく使われている生地となります。

●縫製へのこだわり

肩、袖ぐり、脇の地縫い部分は、フラットシーマという特殊な縫い方をしています。
これにより、生地と生地が平らな状態で縫い合わされ、表裏どちらの面も縫い目がフラットになりごろつきがありません。
また、あえてブランドネームを縫い付けておらず肌にチクチクする要因を取り除いていますので、肌が過敏な方にとってもやさしい仕様となっています。
ステッチは、表面は身生地同色でシンプルに、裏面は配色にしてデザインのアクセントとしています。
どちらでも、お好みの面で着ていただくことができます。

●衿へのこだわり

衿は前後で形状の差が無いボートネックに。
文字通り、ボートの形に似ていることからこの名前がつけられています。
普通のTシャツの衿はクルーネックという形状になるのですが、これだと前は深く、後ろは浅くといったように前後で差をつけないと見た目に不自然。
ボートネックにすることで、前後差がなくても見た目に自然でおしゃれ見えします。

●縫製へのこだわり

縫製は品質にこだわった国内生産
ぼくの服づくりへの想いに共感いただける、信頼できるパートナー様に生産をお願いすることができました。

色 / サイズ / 混率

●色・・・ホワイト / グレー
●サイズ・・・110 / 130 / 150
●生地混率・・・綿100%

最後に

ブランド立ち上げ後はTシャツ以外のアイテムや大人向けなど、さまざまなアイテムの開発を続けていきたいと考えています。
そのためにも、第一弾であるこのTシャツを世の中に届けたい。

『障害者とその家族の生活をもっと豊かに』
『服で障害者とその家族の問題を解決したい』

そんな私の夢に、ぜひご支援をよろしくお願いします。

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