見出し画像

優しいみず:肌に優しい化粧

 日焼け止めも大切だけれど、その次だって大切だ。
 今日は基礎化粧品のお話をしましょう。基礎化粧品とは化粧水やら乳液やら美容液やら、とにかくたくさんあるけれど、ひとまとめに言えばスキンケア用品のことである。基礎化粧品、とも呼ばれたり、とにかくいろんな呼び名があるらしい。

 日焼けに関して言うならば、日焼け止めだけでは結局防げないのですって。帽子屋日傘で防ぐ物理遮断も大切だけれど、そういうのは日焼け止めと同じく予防品。最後のアフターケアだってうんと大切らしい。
 日焼け止めのその次とはつまりアフターケアのこと。すなわちすっかり日焼けをした後で、どんな基礎化粧品を使ってしっかりアフターケアをしますか、ということ。

 なんでも、日差しに温められて水分をすっかり奪われた肌を保湿してなだめて、冷やしてあげることが大切なんですって。なんだか手のかかるお菓子みたい。でも私はスキンケアは嫌いじゃない。というよりも、予防措置が苦手なのだ。
 どんなに軽い塗り心地の日焼け止めだって好きじゃないし、日傘はしょっちゅうなくしてくる。帽子は可愛いけれど髪型が崩れてしまうから、あんまり積極的にはかぶりたくないし。

 今日は基礎化粧品の中でも化粧水を紹介します。私はスキンケア用品の中で化粧水が一番好きだ。冷たくて気持ちがいいし、しゃばりとしているのにどこかとろりともしていて、ちょっぴり甘い匂いがする。
 世の中にたくさんある基礎化粧品の中から「これだ」を選ぶのに私が重んじている条件は、以下の三つである。
 一つ、そんなに高価でないこと。
 二つ、肌に優しいこと。
 三つ、実際に「肌に負担がない」こと。

この化粧水はとっても有名で今更紹介するまでもないけれど、私のお勧めには違いないので貼っておく。

 松山油脂のセラミド化粧水、といえばだれもが知っているのじゃないだろうか。肌に良いと言えば、セラミド、肌に優しいセラミド化粧水と言えば松山油脂。実際私はあらゆる化粧水がひりひりと肌にしみたけれど、これに関してはトラブルが起こったこともない。
 曇りガラスのパッケージもかわいくって景観を邪魔しないし、なにより詰め替えパックがあって環境にも生活にも優しい気分になれるところもいい。


次はこれ。
これの難点はちょっとお値段が上がるところ。

 でもすばらしいことに、これはなんとセラミドが含まれている上にグリセリンフリーなんです。グリセリンと言うのは保湿に大変有効ではあるものの、毛穴をやや黒ずませてしまうもろ刃の剣みたいな成分のことらしい。
 私はこれにいたく感動…まではいかなかったのだけれど(なぜならお値段が安いわけではないから)オルビスを使ってお肌にこだわっているような友人が感激の内にお勧めしてくれたので、たぶんとっても良いモノなんだろうと思う。

 ところで私が化粧水を好きな理由はもう一つある。
 それは塗っているときに、「自分のお手入れをしてる」と言う気持ちになれるから。クリームや美容液なんかももちろん手入れには違いない。ちがいないのだけれど、例えば夏の日差しを思う様浴びてほてった肌に冷たくて涼しい匂いのお水を押し当てるとき、「ああ、なんてやさしくしているのだろう」と思うのだ。たぶん基礎化粧品の中で、一番初めに塗るものであることと、水分なのでやや慎重につけること、新党までに時間がかかることなんかが関係あるのだと思う。
 あのとろっとした水分を肌につけるときのあの気持ちよさ!
 こと美容に関することで、私はやっぱりスキンケアがいちばんすきかもしれない。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?