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ザ・雑談・ヴァイオリン

只今、印綬の大運と言う、何か学術的なものを真剣に勉強したほうがよろしいとか言われてる10年間、真っ最中なのだが、何を勉強したらいい?って頭の片隅に置いといたら、自然に勉強してる事がある。それは、ヴァイオリンについて。笑

ヴァイオリンを習うとかそういう事じゃなく、ヴァイオリンに関することをどんどん吸収して言ってるっていう学びなんだけど、これが奥が深くって面白い。

音楽は子供の頃から興味があって、隣のうちの子のピアノの練習を聴いていて、親に私もピアノを習いたいと言ったのだけど、ちょうどその頃は、ビンボー真っ只中で、父の会社が倒産してすぐで、生活が安定してなかった時で、諦めた。まあ、その後も生活が不安定なのは変わりなかったのだが。それが私の人生だ。(街録に出るまでもないシリーズ↓参照)

音楽そのものを習うとか、そういう事は出来ない家に生まれたんだものしょうがない。と分かってからは、自分でレコードやCDを買って、通勤中電車の中で聴いてたりしていた、ただの音楽好きだった。

その後90年代に入って、世の中が今の様にガラッと変わり(コロナの前後の様に)、音楽そのもの自体に全く興味が湧かなくなった。子育て期と重なったからと言うのもあるかもしれない。が、音楽界自体が低迷するってあると私は思ってる。今は、クラッシックがまた注目されてる気がする。(勝手に予測)

そしてようやく最近、興味を持って聞けるのが、なんと、あんまり好きじゃなかったクラッシック音楽。どうして興味を持ったかが分からないが、音がめっちゃ心地よい。歳をとったからなんだろうかね?笑

その中で最も、心地よいのが、ピアノ!とずーっと思っていて、この前NYCに遊びに行った時もジャズピアノを聴きに行ったのだよね。生演奏は本当に良かった。けど、そこにどっぷり嵌るかと思いきや、ヴァイオリンに直行したって訳。

始めは、やっぱり、神童と呼ばれる人たちの演奏。この子たちの中に誰か違う人が入ってる!って思うような、超絶技巧を演奏してるのを見て驚いたのがキッカケかね?Chloe Chuaさん、吉村 妃鞠さんなどなど。

そうこうしてるうちに、チャイコフスキーコンクールで、チャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト(課題曲)を参加者が演奏してるのを見て驚いた。こんなにも人によって違うのか!って。音符通り弾くのだから、違いなんかさほどないと思っていた私は驚いた。そしてヴァイオリンと言う楽器に興味が出てきたのだった。ざっと話すと、こういう経緯。

で、去年だか、今年だかよくその時期は把握してないけれども、吉村 妃鞠さんが、最年少(10歳)で、合格され、The Curtis Institute of Musicにて勉強中とのこと。そして、日本の某億万長者から、ストラディバリウスを借りているという事。

そして思う、日本でもコレクターがいるそうだけど、自分で楽しむには貴重品すぎるその名器を、若いアーティストに「低価格」で貸し出して欲しい。(保険に入っとけばいいし)希少な名器を若いアーティストにコンクール用として貸し出す財団と言うのがシンガポールにはあるらしい。

そして、渡辺茂夫と言う神童と言われたヴァイオリニストの悲劇を知り、出来れば、吉村 妃鞠ちゃんはお母さんと渡米して欲しいと願ってしまった。今、どのように暮らされてるかは知らないけど。。。(渡辺茂夫氏については動画があるので興味のある人は観て)

神童と言えども、子供だからね。親が子供を守ってやれる環境で才能が花開くんだと思ってる。同じく、神童と言われていた、ピアニストのインタビューで、才能あふれる子供の音楽家に、神童 と言う言葉を使うのはいい事ではないって言っていた。こういう子は頭がキレッキレな分、プレッシャーも強いのだと思う。

教育の基本は、子供の時代はなるべく子供らしく って絶対だよなって私は思ってる。じゃないと大人になる時に問題が出て来る。

で、昨日TwoSetViolinと言うユーチューバーの「どっちが高いヴァイオリンクイズ」で100%当てられた私。そのコツは、どっちがプロっぽい音だ?って簡単な話。素人でも、プロの演奏を聴き慣れてると当てられると思う。そう、最近毎日の様のプロの演奏を聴いてるから、私。笑笑

そうなって来ると、ヴァイオリンってどうやって作るの?ってなるでしょ?日本から、わざわざイタリアに修行に行って、そこで工房持ってる人がいた!なんと、ヴァイオリンって、表の木材と裏の木材は違う木で作られてるって話じゃないか!細かい!モノ作りが好きな私は興味津々。w

と、こんな流れで、どんどん新しい(要らん)知識が増えて行ってるのである。印綬の大運。凄いな。本当にそうなんだな。笑

トップの写真は、娘の高校生時代の絵。今は絵は描かなくなったって言っている。環境がダメだと、絵も描きたくなくなるんだって。なるほどね。娘も私もアメリカでなくヨーロッパの方が才能が開花するのかもしれないな。アメリカ、本当に合わないのだね。ww マジ、アウェイ。

文化の違いを痛感している。





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