見出し画像

魂がリタイアする時

今朝の気付き。

人の魂がリタイアする時、それは死。この世からあの世へ旅立つ時なのかもなって考えた。

昨日、夫のお兄さんが亡くなったと連絡があった。もちろん、私たちは驚いた。ショックと言うより、え?今なんて?と言う、驚きだった。そう、信じられないという感覚。昨日までピンピンだったというような人だったから。

で、今朝思ったんだけど、ああ、彼の意志に関係なく、彼の魂が仕事をやり終えたから だろうって思ったら、納得。それは、「そういやぁ、友達のお父さんも散歩中に突然心臓発作で亡くなったんだったなぁ。」ってのを思い出したので理解できた。なるほど、そうなのかも。

なんと、お義兄さん、夫婦で旅行中だった。しかもバハマ、外国だった。ご存じの様に、夫は家族との縁が薄く、最近特に、お義母さん+お義姉さんの件で他の兄弟とは疎遠になっているし、お兄さんと夫の関係も、ほぼほぼ、知らない人 の様になっていた。ついこの前も、夫はこう言った、もう、兄がどんな人なのか僕にはわからない!

そうね、時間が経過すると共に人は変わるからね。特に、18から軍隊で、その後も、海外に出っぱなしの夫と、普通に大学を出て、アメリカにずーっといるお兄さんとが疎遠になるのは、男同士の兄弟がいる人には理解できることだろうと思う。男の兄弟ってそんなものだと誰かが言っていたのも思い出した。

どのようにお義兄さんが亡くなったかって言うと、スキューバーダイビング中だか何だかに、心臓発作で亡くなったという事だった。子供達には、私から連絡したのだけど、両方とも、「あの大きな体でスキューバーダイビング?クレイジー!」と、指摘するところがうちの家族らしい。確かに、体が不健康に大きかった。健康に気を付けるなら、体重のコントロールから!と口を酸っぱくして子供達に言っている、私たち夫婦も、子供達と同感だった。

けど、もう亡くなってしまったので、今更、どうすることも出来ない。悲しいかと言われたら、ご縁があまりなかったので、どちらかと言うと 残念 と言う感覚。まだ若いのにねって。せっかくリタイアして、クルーズでも楽しんでいた矢先にって事だろうと思うが、まあ、魂がやり終えちゃったならしょうがないのかなぁ? と言う感覚でいる。あの世の方がずーっと楽な世界だという人もいるし。可哀想なのは、いつも残された人達。私はいつもそう思う事にしている。

まあ、これから葬式だなんだって、生き残った人間が出来ることは少ないのだからね。しょうがない。ゆっくり休んでください って思うしかないのだろうね。

私は人が亡くなると、ああよかったね、魂の仕事が終わったんだね!と思うようにしている。実際、そうだと思うから。私の母の時もそう思った。生まれる時と死ぬときは、ほぼほぼ同じ感覚で「お祝い」なのだと思うようにしている。だから、アメリカ南部の黒人の賑やかなお葬式に共感を覚えるのだよ、私。まあ、例外で、小さな子供が亡くなる時は、その様に思わないけどね。さすがにそうは思わないね。まだまだ先があっただろうにと、悔やむよね。

だからこそ、生きてる時は一生懸命に生きる事が大事なんだと思うわ。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?