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ザ・雑談・人種差別

私は、ほぼほぼ仙人みたいな感覚に陥ってる、アラカン。笑 明日死んでもいいかな?って思うようになってきた。笑 世間一般の人が興味を持つようなことに、全く興味がなくなって来てるように思う今日この頃なのだが、先日、大騒ぎになった、ロバート・ダウニー・ジュニアのアジアン差別問題について思う事があった。

結局、どんな人種でもこういう人っているし、こんな人は、ぶっちゃけ、幸せに生きていない人なのよね。人種差別って不満が多い人がすることなんじゃない?見てよ彼の顔、不満がにじみ出てるじゃん!だって笑ってないもん。と映像を見て私はつぶやいた。

ロバートの方は、アジア人の男優さんに気配りすらないので、やっぱり普段から、アジア人を差別的な目で見てるのが伺える。と、問題のシーンを見ながら思ったわけだ。

エマ・ストーンについては、きっと自分が着ているドレスのチャックが壊れたという事実と、自分がオスカーを受賞したという事実が、いっぺんにハンドリングできなくって、ああいう、そっけない態度になっちゃったんじゃないかしらね?しかも、アジア人女性より、どっしり存在感のある人が隣りにいたから、そっちに行ってしまう心理は理解できる気がする。私もそうなってしまうだろうから。目立つ人、目立たない人、人種は関係ないからね。笑 なので、差別してるというのとちょっと違って、真っ赤な色の物体に自然に目がいってしまうと言う感覚と同じなんじゃないかしらね?とそのシーンを見て思った。シンプルな人間としてのリアクションの様に、私には見えたのだった。

で、私は、ロバートが薬中で苦しんだ過去があるのを知っていたから、なおさらそう感じたのかもしれない。ウィキで調べると出て来るけど、この人ずーっと前から、薬物依存と戦ってる人で、顔の感じがいつもこわばってる男優さんと言うのが、私の中での彼のイメージなので、こういう面白くないから無視みたいな行いは、ああ、やっぱりね。と理解出来たりしたのであった。要するに、結構人生、いろいろあって大変な人なんだよね、この人。

これは、ごくごく一般人にも見られる傾向で、自分の人生が辛いと感じている人にこういう態度は多いんじゃないかなって思う。人種に関係なく、こういう人たちって、世界各国にいると私は思ってる。

白人に特にこういう差別人間が多いのは、言っちゃ悪いけど、この惑星(地球)で勢力が一番強いのが白人だから。その白人の中でもカースト(ランク)がある訳で、そんなランクの下にいる人たちが、自分達より弱い立場の人間を作りたがるから、差別が起こるんだと思う。今イスラエルで起こってる事も同じく。ロシアでもそう。ロシアにおいては、白い人たちやモスクワにいて、ちゃんとした仕事のある人たちで、ロシアン経済に貢献できそうな人から戦争に行ってないはず。笑 同じ国の国民でも、弱い立場、強い立場が必ずある。優性、劣性と言う表現が大好きなのが人間なんだろうね。

日本でも、上級国民 と言う言葉をまだ使うし、いまだに在日朝鮮人をしつこく差別化する人がいる。住んでるエリアで人を見るような差別意識がある人も多いよね。ヒルズに住む人は成功者でお金持ち、横浜でも市営住宅のボロいのに住んでる人は、貧乏人で、ゲトーと言う感覚と言うかなんというか。

私が関西に住んで驚いたのは、地元の知らないおばはんに、どの沿線に住んでるの?と聞かれた事。笑 もちろん一番上のレベルの、阪急沿線でしかも苦楽園だったから、差別されなかったけど。笑 この会話は、海外から、引っ越してきて間もない時期に、電車の中で聞かれた事だった。凄いよね、関西。笑 ちなみに、阪急、JR、阪神と言うのが順位らしい。笑 横浜ではそういうのってないなと思った。大昔、鴨居に入るときゅんと寒くなるよねと言う笑い話を聞いたことがあったけど。笑 昔は単線の横浜線も今は、JR東日本のドル箱沿線と言われるまでになった。もう馬鹿にされなくって良くなったって訳。

いろんな国に住みながら、こういう、人間の心理を私はずーっと観察してきた。ばかばかしいな、この人たち と思いながらも、徐々に私は、こういうのって、誰にでもある心理なのかもしれないと思うようになってきた。

ドイツでも、若いトルコ人女性の清掃係の目の前で、タバコの吸い殻を地面に投げる、ショッピングモールの白人ドイツ人警備員男を見たし、駅では、いきなりアフリカ人の黒人の子の頭を通りすがり殴る老婆を見た。どっちもフランクフルトの白人ドイツ人の中では下の層に属す人達。不満が他の人種に向くというのは、大昔からあった話なのだろうと現場を見て思ったりした。

頭を殴られた男の子は、不思議そうな顔をして振り返り、その老婆の後ろ姿を見て、その後に、自分の母親の顔を見上げた。特に何も言わなかったのが印象的で、困惑の感情がその目に現れていた。悪れ難い光景であった。

私の娘も、フランクフルトの人通りが多い通りで、思いっきり足を蹴られた事がある。その人は、男か女かは定かではないが、小太りの白人ドイツ人だった。髪の毛を真っ赤に染めている、見るからに何か頭に来ることでもあったのだろうという人物が後ろ姿から想像できた。娘にはケガはなかったが、実は日本で旅行中にもドイツ人に足をやられた経験があるのだ。笑

新幹線で旅行中、くたびれて寝ていた娘の足は、少しだけ通路に出ていたのだろう。それを乳母車でこれ見よがしに轢いて行ったドイツ人男がいた。その時は、来たくなかったら、日本に来るなよ!って思ったわ。笑 

子供の足がちょこっと通路側に出てる位で、怒るなよ!しかも通路を乳母車で移動してる、あんたがおかしいんだよ!抱っこして、乳母車をたたんで移動するのが日本の常識なのね!!!って思ったが、何も言わなかった。なぜなら、どうせ、真っ赤になって大声でドイツ語で怒り出すからさ。笑笑 恥ずかしい思いを私がするだけだからさ。伊達にドイツに6年間もいないさー。

そういう人は普段から不幸なのよね。その不幸を誰かに押し付けたいからこうしてるのよね。たくさん見てきたわ、こんな人たちって思ったからだった。

私の様に有色人種(この表現もアホ)で白人社会にいると、本当に不幸な人の行いが理解できるんだよね。これホント。

そうなんだよね。差別って、自分の普段やるせない思いを誰かにそっくりそのまま押し付けたい人がすることなんだ。そう思うと、ロバート・ダウニー・ジュニアが、なぜなんな態度をするか理解できるだろうと思う。

この連鎖を切るには、まずは自分が幸せな毎日を送る努力なんだよね。

と言う事で、世の中不満だらけなんだな~って、実感したという話。

これを最後まで読んでくれたあなた、あなただけでも幸せに生きようと努力してね。それは人類の平和のためだから。笑



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