既存サービスから勝手に課題発見/ユーザー像から課題を見つける方法/UX入門/BONO
こんにちは、おそのです。
UI/UXの知識をしっかり身に付け、パワーアップしてデザイナーになる!
ために、UI/UXについてのアウトプットをnoteに書きます。
コミュニティBONOで学んだUXデザイン入門、『ユーザー像から課題を見つける』を実践したので書きます。
課題をどう見つけるのか?具体的にどんな方法があるのか?の記録などです。UXデザインについての話です。
前回の課題アイデアを見つけるには?のおさらい(行動フロー)はこちら👇🏽
お題:ユーザー像を定義
サービスを1つ選んで、ユーザー像を具体化してください。
▼ やり方ポイント
長く愛用しているサービスを選んで分析していきます。
どういう人が、どんな結果が欲しくて、どんな手段をとっているのか。を具体化していきます。(ユーザー像の具体化)
まずはヒアリングなしで、自分で仮説を立てて書いていきます。
ユーザー像のまとめを通して、自分目線ではなく相手になりきれるように細かく相手のことを(仮説)定義していきます。
ユーザー像とは
ペルソナのことです(でも、20代女性、〇〇の趣味。のような設定はあまり役に立たないそうです…今まで私は使っていました)
重要になるのは、実際どう使っているかユースケースを理解するヒアリングをしユーザー像をまとめていくことです。
生活、サービスを使うモチベーションやゴールを把握していきます。
そこから手段・行動から課題(新機能アイデア)になりそうなことを見つけます。
👇🏽それでは、実践したことを書いていきます。
ユーザー像の大まかなまとめ方
1.サービスを決める
2.ゴールを書く・定義
3.ゴールのためにとっている手段
4.ゴールに関するユーザー像を書く・定義
5.ヒアリング
✏️ユーザー像から見つける
ユーザー像の目的:現状の体験/手段の現状をユーザーにヒアリングし、
課題(新機能アイデア)を見つけます。
知人がよく使っているサービス(クラシル)から課題発見と改善アイデア出しをしました。
通常利用から課題を発見したいため、サービスを使う日常を詳しくヒアリングをしました。
やったこと
提供しているサービスのフローの中に課題があるのかを調べます。
・提供したい手段の最初から最後までを細かくフローとして書きます。
・各フローごとの課題やわかりづらい部分を書く、調査します。
ゴール(ユーザーのメリット):おいしいご飯作って、家族が喜んでもらう
幸せな気持ちになる
気を付けること
ユーザーヒアリングでは、ユーザーの意見は当てにならない。鵜呑みにしない。
行動はこまめに記録すべし!行動に真の課題や改善が見つかる。
先見せ👀できたものがこちら
ヒアリングをしながら、まとめる
①どんな生活をしている人か(サービスにまつわる生活の話を聞きます)
②ゴールに向けて取っている手段を聞きます。
③手段をフローで思考の流れを含めて理解します。
④ゴールに対する行動の中でどんな不満や課題、ニーズがあるのか聞く
∟いつ思い出す。開いて。何を観て。思い出す。
思考+行動
どいうモチベーションで使う?困っている?
⑤手段を通して得体”結果=ゴール”は何か。
⑥サービスをいつどういう時に使うか。
∟実際使っているところを見せてもらいます。
操作のわかりずらいところを発見。他の手段と比較でき、案を出し。
推測のしやすさのポイント
事実と自分達の考えは別で整理
ヒアリングをしていると実際にユーザーさんが言ったこと、取っている行動と、自分達の間が(時に妄想)が一緒になってしまうことがあります。
「事実」と「仮説/推測」を別々に整理します。
まとめだと小さく見にくいので、内容をズームします。手段・行動フローの話です。
ご飯を作りたい→チラシを見る→スーパーに買い出し
仮説と事実ともに、チラシアプリを見て買いに行くことがわかります。
買い物に行く行動の時、知人は目的の食材を手に取るだけではなく、美味しくいただけるように目利をしていました。
目利をする理由は、以前購入した食材が美味しくなく失敗をしたそうです。
事前に良い食材の選び方などを(Google検索、インスタ)調べてブックマーク、保存をしているそうです。
この部分からヒントを得て、新しい機能を追加できないかなと思いました。
レシピを見つけたい→レシピを確認→料理の準備
ヒアリングをしているとアプリの検索をする際『食材 レンジ』『食材 簡単』をして時短レシピ探しているのがわかりました。
既存検索機能下に『絞り込み』がありますが、ユーザーが使っていない検索UI回りに、課題を見つけられそうだなと思いました。
調理中
レシピ通り通りに作らず、ユーザーがアレンジしていることがわかりました。料理中級者は工夫をして調理しているのかなと思います。
食材に味を短時間で染み込ませる方法が知りたくて「分子調理学」というワードを見つけ、関連するYoutubeを発見し、理解を深めたそうです。
「浸透圧」「メイラード反応」などなど、なんだか新ワードが出てきました。
どちらも『分子調理学』の話で、『分子調理学』と言われると難しいですが、『ご飯をより美味しくする裏ワザ』のような特集ページがあたら面白そうだなと思いました。
食事をする
このフローは、仮説も事実も大体一緒です。
課題抽出
手段・行動/心情をもとに課題を見つける
■①食材を選ぶ時にどの商品が美味しいか、目利きをして選んでいるようです。(google検索orインスタでたままた見て、保存していて見る)
■②以前、くたびれた食材を購入し、調理したけれど「美味しくない」「すぐに腐る」など鮮度が悪く失敗してしまったそうです。
↳食材の目利(鮮度やおいしいものの選び方)を伝えられた良いかもしれません。
■美味しいと言われたからといって沢山つくって、連続的に食卓に並ぶと飽きられてしまうそうです。
↳「このレシピを見た人はこちらも見ています」のような、同食材レシピの紹介があると、良いかもしれません。
もしくは、「余ったらもう一品」のような、同食材レシピの紹介があると、良いかもしれません。
■時短(簡単、レンジ)など検索に入れないと出てきにくかったりしてしまうそうです。
↳既にあり。「簡単」「レンジ」などで絞り込み機能がありますが、ユーザーが使用していなかったので、深掘りして、検索UI回を改善できそうなきがしました。
■食材が余っていたり、味に問題のない食材を追加し、栄養もプラスしています。
ガチガチにレシピ通りではなく工夫をしているようです。
↳アレンジの紹介があると「やってみたい」となるかもしれません。
■①以前、レシピ通りに調理をしたら食材が固く通常より時間がかかったそうです。(IHだから?)
■②味がしみていないので、「時短 味が染みる」で検索をしたことがあるそうです。
↳料理を科学する「分子調理学」Youtuberを発見し、その通りに調理をしてみたら、見事に時短で味染みができたそうです。
「分子調理学」をもう少し砕いたような特集ページや案内など、あったら良さそうだと思いました。
まとめ
ヒアリングは無限にできてしまう…!
雑談もヒントがあるかも?いろんな情報が飛び交っているので取捨選択もしっかりやって、まとめる必要があると感じました。
本質を見つけ出すことができたか?は、ヒアリング2人目にしては、課題(新機能アイデア)を見つけることができたのかなと思います。
玄人はもっともっと深ぼるでしょう。
ヒアリングをしてユーザー像を定義し、ヒントを今後に活かして行けそうです。
ユーザー像から課題を見つけるはこの辺で。
でわでわ。
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