八月の創作活動を振り返る

 九月も早くも折り返しだが、気にせずに振り返り反省しようと思う。
 小説の書き方的な書籍をたまに読み返すのだが、案外守れていない基本もあってはっとさせられる。明らかに出来ていないと思うのは、無駄な文章を削れていないこと。先月応募した作品はそれが不徹底で、文章量が多いという意味での力作だったので少し悔やまれる。あとは、セリフに個性が欠けるというか、無難な台詞回しを選びすぎているなとは感じた。反省点はもっともっとあるだろうが、ぱっと思いつくのはこの二点か。初心を忘れないためにも、この習慣は続けてもいいのかな、とは思う。
 インプットの面でいうと、執筆や読書のお供に音楽を聴くのだが、どうしても懐メロに寄ってしまうのでそこを改善したい。創作活動に直接関係しない部分ではあるが、新しいものを取り入れる姿勢は間違いなく大事なので。惰性で観ている感が強くて中断していた映画鑑賞も復活させようと思っている。書籍はもう少し古典も読みたい。劇的にではないが少しずつ変化させていければ。
 アウトプットに関しては、スタートもフィニッシュも遅いので、いい意味でのいい加減さを学習するべきではないかと考えている。言語化するのが難しいというか面倒くさいので、とりあえずここでは引き続き課題に取り組むとだけ書いておく。
 反省するために書いているとはいえ、改善できたと報告できることが全くないのには愕然とさせられる。九月の報告を少しでもよいものにできれば。

よかった書籍
『ハーメルンの笛吹き男』阿部謹也
よかった映画
特になし

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