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どうしても忘れられない記憶

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数日前、あるいは昨日のことすら記憶が曖昧なのに。 どうしても忘れられない記憶が、きっとみなさんにもあることでしょう。 2人きりで過ごしたあの日のこと。   その時、心が動いて…
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22歳の自分は

22歳の自分は

疲れ果てていた。

憧れていた場所で働きはじめて、3度目の夏を迎えていた。

私は、夢を、体現しているんだ。

学生時代、5年間も追いかけてきてた、やりたかったことを、やれているんだ。

自分はまだまだだけど。
それでもその夢の舞台で、私は、なんとか。


どこにだって、安心できる場所なんて、なかった。

職場、駅、バス、通勤路、アパート。
ディズニー、イクスピアリ。
ジム、居酒屋、食堂。銭湯

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