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我が家の玄関前には、この時期になっても青々と葉を輝かせた榊の鉢植えがある。

この榊は我が家にとっては二代目にあたり、2年前に内宮近くのちょっと変わった植木屋さんで買い求めたものだ。購入時は少し枝の線が細く、葉っぱも小ぶりで、その日は近鉄特急で大阪まで帰ったのだが、しっかり根付いてくれるか少々心配ではあった。

帰宅したのち、その見た目や大きさとは不釣り合いな二回りくらい大きい鉢植えに植え替えたのだけれど、時を経て、当時の見た目とは異なるくらいに大きく育っている。非常に頼もしい。玄関前に生きた榊を置いていることで、我が家にはおかしな波動のものが入りにくくなっている。とても大切な結界。

初代の榊は6年前、奈良は桜井に御鎮座されます大神神社にて、正月正式参拝の際、境内にて販売されていた榊を買い求めてお連れしたものであったが、その榊は購入時からエネルギーが凄まじく、もと住んでいた我が家が、近くの神社の敷地内にあたる場所に建てられていたマンションに住んでいたこともあり、どの季節にも変わりなく青々と輝き、新芽をつけるようなものであったが、現在の住まいに転居の際、玄関前に設置して数日の間に枯れた。転居当時は、建物周りの波動が非常に悪く、転居したものの、どうやって処理をしていくのか対処方法を考えていた矢先、初代が枯れたことによって場の浄化をしてくれたのではないかと思ってしまうような出来事。

ちなみに我が家の玄関先には、賀茂別雷神社(通称:上賀茂神社)の摂社にあたる太田神社にてお譲りいただいた双葉葵の鉢植えもあるが、もう霜月がきたというのに、ほとんど枯れる雰囲気もないまま葉は蒼くその姿を保っている。不思議。


今年はコロナ禍真っ最中だったため、京都の葵祭も中止となってしまったが、来年の葵祭の時期にあわせて、大事に育てた双葉葵を里帰り奉納させようかなぁと思っている。その際には、賀茂の大神様への感謝の念を表す為に、龍笛も奉奏差し上げようかな。僕にできることなんて、些細なことで、限られたことしかできないが、それでも見えない世界の力、祈りの力を信じて、この国の安寧を願おう。


私の為に注いでくださった想いは、より良い創作活動への源泉とさせていただきます。こうご期待!!