自殺と他殺

どこからが自殺で、どこまでが他殺で横死に線引きされるのかがとても気になる。
勿論自分で首を吊る、とか世間一般的に認知されている自殺の定義には同意できるけど、そこから先は案外曖昧な定義なんじゃないか。

たとえば人を庇って死ぬ、という行為は死の要因自体は外部的なもの(自身と関わり選択が不可能なもの)だから横死になりそうな気もするけれども、自分が関わらなければ死ぬなんてことは無い訳で、そう考えれば自殺に定義されても良いと言えるのではないか。

何か命に関わる病気を患って、それを治療できる術があるにも関わらず本人の意思で治療をせずに亡くなった場合は病死になるのか、自殺になるのか。

何番煎じの話、世間一般の定義の自殺を遂行したとしても、少なからず自殺の原因を作ったのは個人だけではない例が殆どなのだから詰まるところ言ってしまえば他殺と言っても強ち間違えではないのでは?(責任転嫁も甚だしいという話はまた別)

自殺は自殺、他殺は他殺でしかない事は分かっているし、そこを突き詰めて何か論破したい訳ではないから意味は無いかもしれない。
くだらない話だと言われてもそれでも私の中で確実に思うところがあって、そういうちょっとした私の思考を受け入れなくても認めてくれるような人に出会いたい。

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