初出勤

確か急に出勤時間が変わったのだが不安だったので当初言われていた時間に一度赴く事にした。
挨拶をしたらアルバイトしかいなくて対応出来る人がいないからと言われ近くのカフェで時間を潰した。
これはまあ想定していたから大丈夫。

そして本当に出勤を迎えるとスタッフルームで店長との面談である。
聞かれる内容は面接。
え？今また面接？このタイミングで？と物凄く不思議に思った。
何故この仕事に就こうと思ったのか、もっとシフト出られないか、とか聞かれたのを覚えている。
そしてそのスタッフルームが汚くて自分達の方に手が回っていないんだろうなという人員不足を即感じ取った。
そこから必要書類に目を通したり記入したりで１時間以上は経ったと思う。
こんな時間にも給料が発生するのか？と会社の方針にまで疑問を抱いた。

初日に教わる事と言えば先輩とバディを組んで掃除をしたり閉店準備をしたり等だ。
特に難しい仕事はない。

ずっと夜にいた私にとっては「こんな簡単な仕事で給料貰えるなんて超楽じゃん」だった。

しかし未だに初出勤時に店長との面談という名の面接をしなくてはならない意味が分からない。