さらしもの(feat.PUNPEE)/星野源【歌詞考察】
私は星野源とPUNPEEが好きだ。
だから二人の共作「さらしもの(feat.PUNPEE)」が大好きだ。LINEミュージックによると2020年に一番聴いた楽曲らしい。
先日YouTubeで改めてMWを見直してみたところ、コメント欄に気になるコメントを見つけた。
これは冒頭の歌詞の考察だ。
生まれて独りステージに立って
フィナーレまでは残り何公演
人差し指の隣の指はまだ仕舞っておいて また後世
人差し指の隣の指は、親指もしくは中指。親指を立てる=GOOD、中指を立てる=BADと考えると、好評も批判も今はまだしないでねというのが、こばなお。さんの考察だ。
一方、私の考察は少し違っていた。
フィナーレ(音楽的に到達したい最終目的地)までは残り何公演もあるから、(人差し指の隣の指=中指として)人差し指と中指を立てるVマークはまだしないよ、これからもまだまだ先に進んでいくぞ、という解釈をしていた。
こばなお。さんの考察を知った時、すごく世界が広がった気がした。私にとって音楽はアーティストの頭の中にある遊び場だったけれど、楽曲を通じてリスナーの頭の中でも遊べるんだ。同じ楽曲でも違う感じ方、考え方をしている人がいるんだと改めて感じた。
楽曲を考察しあうプラットフォームがあればいいのにな。YouTubeのコメント欄が、今一番活発な交流の場なのかな。もし他にも存在するのであればぜひ教えてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?