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高齢だって自分で判断できる!そのために高齢者ゲーマー目指しませんか?

皆さま、お元気ですか?
先日、ライティングのネタに困り、地元で有名な高齢者の憩いの場「コメダ珈琲」で執筆することにしました。

あえて他のお客さんの近くの席に座り、聞き耳を立てて情報を得る。という、昭和を代表する歌手、松任谷由実さんが歌詞を作るときに用いる手法を真似してみました。
あのドロドロとした男女関係の歌詞は、リアルな体験談が元になっているのですね。

そんな気持ちで「コメダ珈琲」へ向い、どんな話が聞けるかなとウキウキした気持ちで席につくと、斜め前の席に3人組の高齢者がくつろいでいました。

耳をダンボにし、高齢者の会話を聞いていると、
「この間、子供にかた焼き煎餅を食べたいって言ったら、あごが弱ってて危ないからダメって言われちゃったよ、私は大好きなのに」と聞こえてきました。

心配する気持ちも分かりますが、高齢者も自分が好きなものを好きなタイミングで食べる。そんな選択肢があってもよいとも思います。

さてさて今回は、高齢者が自分自身で判断するための知能は、どのように得たらよい?ということについてお話しさせていただこうと思います。

■コロナワクチンを接種するかしないかは高齢者が決められないのか?

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最寄駅に古くから営業しているカラオケ喫茶店があります。お店の入り口にカレンダーの裏紙を使った貼り紙紙があり、店主からのメッセージが書かれていました。

「自分のコロナワクチン接種が2回とも完了したら営業を再開します。」
“自分の”という一言が高齢者らしいなと感じましたね。

すでに多くの高齢者のコロナワクチン接種が完了していますが、
「まだ、不安要素が残るコロナワクチンを打ちたくない」という声や
「感染死亡リスクが高い高齢者を優先してワクチンを打つべきだ」という様々な声が聞かれますね。

私は、祖母と同居しておりますが、コロナワクチン接種はまだしなくてよいという意見です。

祖母が関わる人は限られており、人混みにも出かけないので感染リスクは少ないです。それより、コロナワクチンの副作用の方が怖い印象を持ちます。
高齢者の中でも、「老人ホーム入居者など、人と接する機会が多い高齢者を優先的に処置したほうがよいのではないでしょうか」と周りが騒いでいますが、高齢者はどう思っているのでしょうか。

夕方のニュースでコロナワクチン接種に関して、高齢者のインタビューを見ていると、やはり高齢者にも様々な意見を持っている方がいます。

「やっぱり怖いからもっと後にワクチンを打ちたいわ」
「孫に早く会いたいから、ワクチンを打とうと思っているわ」

高齢者たちに選択肢はありますか?

■高齢者自身で判断するということ

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悲しいことですが高齢になると、若いころより身体の自由がきかなくなり、物事を簡潔に考えられなくなってしまいます。そうすると、自分で判断することが難しくなり、周りの判断に従うことが多くなります。

もし、この状況で自分が高齢者なら、どうしますか?

「私は、コロナワクチンを打ちたくありません」この意見を発したとして、どこまで尊重されるでしょうか。賛否様々な意見があると思いますが、きっと、周りから打ちなさいと指示されれば打たざるを得ないと思います。

自分の判断が尊重されない。
3歳児と一緒なのです。

麻疹のワクチンを打たなければなりませんが、3歳児が拒否をしたところでその意見が通るはずがありません。
年を取るとおむつをつけたり、物事が分からなくなったりし、赤ちゃんに戻ると言われていますが、それは本人の身体的な若返りだけではなく、周囲からも赤ちゃん扱いされるのです。

人間、老いるので仕方がないことですが、適切な判断ができないので、高齢者自身で判断し、それが尊重されることが難しくなってきます。
これを止める方法は、高齢者自身が脳を活性化させて育てることが1つの解決方法ではないでしょうか。

■高齢者こそゲームをすべき

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2021年2月現時点で任天堂の株が、お家時間の後押しもあり好調だったようです。
参考:任天堂(株)の株価(Yahoo Japanファイナンス)

私も小さい頃は、よくゲームをしました。
任天堂スマッシュブラザーズ
どうぶつの森
スーパーマリオ
などなど

最近では、脳をトレーニングするゲームもあります。
私も脳トレゲームをしたことがあり、なかなか難しいのですが、クリアしたときの爽快感や達成感を得ることができ、ついついハマってしまう楽しさがあります。

ゲームは、子供や大人がするものだと思っていませんか?
任天堂から発売されている脳を鍛える大人のNintendo SwitchトレーニングのCMでも高齢者が映っていたように、高齢者こそゲームをすべきだと思います。

脳トレゲームのように身体に効果がみられることはもちろん、1人ではなく複数で爽快感や達成感を共有し得られることが醍醐味です。オンライン対戦もできるのでコミュニケーションの輪が広がります。

高齢者にとって最適です。

外に出なくても、たくさんの人とコミュニケーションを持つことができ、脳のトレーニングにもなる。
ネックになるとすれば、「初期設定」と「慣れ」だと思います。

誰しも初めてのことは不安ですし、思い通りにいかずイライラしてしまうかもしれません。
ただ、私たち若者は高齢者に比べてゲームは身近な存在です。
そこで、若者が高齢者に向けてゲームの初期設定を行う事業やゲーム講習会などを開催したら楽しいかもしれません。

日本には世界に誇れるヲタク文化があります。今こそ世界に向けて、日本には若者から高齢者まで、ゲームをする文化があるということを発信したいですね。
日本人高齢ゲーマーが増えることも、あり得る未来の図かもしれません。

こうした新しい判断ができるようになるためにも、高齢者には活性化した脳でいきいきと新しい刺激がある人生を送ってほしいですね。

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