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イブキちゃんの聖書入門#61 「人間はバクテリアから進化した?」

"神は、地の獣を種類ごとに、家畜を種類ごとに、地面を這うすべてのものを種類ごとに造られた。神はそれを良しと見られた。"
創世記 1章25節

⭐︎「生物は最初は全部バクテリアのような単細胞生物で、長い時間をかけて突然変異を繰り返して、現在のような多種多様な姿となった」。

…本当ですか?

私も子供の頃から、学校や家庭で「人間はバクテリアから進化した」とくどい程に教わって来ました。

「長い時間」「突然変異」という魔法の言葉で、何となく、そのような進化論が科学的な真理であるように、かつての私も含め多くの人は錯覚させられてしまっているかと思います。

しかし、それは全く正しくありません。
「科学的」でもありません。

⭐︎先ず「突然変異」という現象は、簡単に言えば「遺伝子のコピーエラー」であり、その殆どは生物にとっては有害なものです。

進化論では「コピーエラー:突然変異」によって、親よりも遺伝情報数の多い「優れた変異体」が一定数生まれ、その変異体同士が交配することによって、単細胞生物から多細胞生物へ、魚から両生類へ、そして猿からヒトへと進化し今現在に至るのだ、と考えます。

が、しかし実際のところ、突然変異と呼ばれる現象で誕生した個体の殆どは、通常種に比べて虚弱であったり、欠陥を抱えていたりします。
また遺伝情報数も、親に比べて増えるどころか、損失していることが普通です。

つまり、バクテリアがどのように突然変異を起こしても、多細胞生物には「進化」しませんし、ましてや圧倒的な遺伝情報数を誇るヒトにはなれません。
例えそこに「何億年」という果てしない時間の経過があったとしても、です。

勿論、ある種の虫がそれまで彼らを駆除して来た殺虫剤に耐性を持つ世代を生むことはあります。
またある種の動物が環境に合わせて体毛の長さを変えたり、体の大きさを変えることもあります。

しかしそれらは環境適応能力によって、遺伝情報の一部が入れ替わった(あるいは減少した)のであって、進化論が主張するような「進化へ繋がる突然変異」ではなく、当然、種の壁を乗り越えるようなものでもありません。

⭐︎聖書によれば、私たちを取り囲むこの宇宙の全てを造られた方、神は存在し、その神は、単細胞生物は単細胞生物に、魚は魚に、猿は猿に、ヒトはヒトに、種類に従って自然界を創造されました。

そして私たち人間一人一人には「神のかたち」が刻まれており、神と交流するように私たちは造られたのです。

"神は、地の獣を種類ごとに、家畜を種類ごとに、地面を這うすべてのものを種類ごとに造られた。神はそれを良しと見られた。
神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」
神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。"
創世記 1章25~27節

その本来の人間の姿を見失っている状態が、聖書が語る「罪」であり、その罪の解決の為に、神ご自身であるイエス・キリストが十字架で犠牲になられました。

あなたは猿の子孫でも、バクテリアからたまたま進化した結果でもありません。
神が計画して造られた、かけがえのない美しい「神の作品」です。
神ご自身がその命を捨ててもよい程に愛されている、特別な存在なのです。

どうか今、あなたも聖書を手に取り、進化論やこの世のものが決して提供しない、真実の愛を受け取ってみませんか。

心よりお勧め致します。

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