フランス短期留学⑦-アヌシー旅行-

おはこんばんちわ。
フリーランスエンジニアしてます。
現無職で、バカンス兼勉強合宿でフランスのリヨンに3か月の留学にきています。もう一か月切ってます。
いよいよ帰国が目の前です。

今回はアヌシーヘ旅行に行った話です。


■旅程

今回の旅程です。
土・日の一泊二日でアヌシーに突撃。
https://www.booking.com/Share-voyD13U宿はこちらにお邪魔しました。
猫ちゃんがお出迎えしてくれて、なんだか値段以上にお得な気分…。
時期もあるのか2,3週間前から物色してても、安い宿を見つけるのが難しいので注意です。予算的に50€前後じゃないとキツいんですが空いてるのここだけでした…。

かわいい猫ちゃんがいて最高の宿。オーナーさんもフレンドリー。
もみくちゃにさせていただきました。

ちなみに今回バスは使ってませんが、バスにでかでかと"1/7~30/8 gratuit!!"って書いてあったんで、多分7,8月中は無料でバス移動できるんじゃないでしょうか。中心市街地ぶらつくだけならバス使わなくても済むとは思います。今回はバス料金とか乗り方調べるのめんどくさくて徒歩で済ませてました。

リヨンから2時間、バス15€、電車30€です。
意外と遊びに行くにはお手頃なのではと思います。こう考えるとリヨンはなかなか立地が良いんですね。
いつもの通り予定はあまり立てません、初日は街歩き、二日目は自転車でアヌシー湖一周するぞくらいのガバガバの予定で突撃!

■旧市街地散策

アヌシーはめちゃくちゃ可愛い街です。
フランス人も憧れるおとぎ話の中のような家が並んでおりとても幻想的です。正直街中を歩いているだけで超楽しいです。
私はつい写真を撮るのに夢中になって、でっかい犬のうんこを踏みました。美しい街並みと道中に放置されるでかい犬のうんこが、裏切らない流石フランスって感じです!みんなはちゃんと周り見ながら歩こうね!

アヌシーの旧市街地。カラフルな家が可愛い。
町中が花であふれており、本当におとぎ話の世界の様。
写真には写らないが、水面付近で花のための肥料のためか何か知らないが
実は周囲に異常にハエが飛んでいる。鼻に入ってくる。

土曜日は骨董市、日曜日は食べ物市が開催されているようで、とても賑やかでした。

マルシェの様子。土曜は骨董市で色々なものを売っている。
骨董市ではこんなものも売られていた。
思わず私の中のわんぱく少年の心が高鳴ってしまう。

ふらりとレストランに入りました。さすがに2‐3か月いるのでレストランの相場もわかってくる、こちらは昼食のMENU(ランチセット前菜+メイン+デザート)で23€。旧市街地ど真ん中の観光地の割にお得なのでは…?思わずワインも頼んでしまいました。(しかし、おもっくそチーズとジャガイモもりもりなのでクソほど腹いっぱいになる…死ぬ気で食べる。)
サヴォワ地方の特産のロブローション!鼻から抜けるチーズの香り!くっせえチーズは最高だぜ。

このあたりの街中のフロマージェリーのチーズは匂いがキツめな気がしました。個人的にはくっせえチーズが大好きなので、サヴォワのチーズはかなり好みです。

タルティフレット!鼻から抜けるチーズの香りがたまんねえ!

旧市街地の坂を上ると、アヌシー城があります。せっかくなので入場してみました。受付のおじさんが、各国語で挨拶してくれてかなり陽気。入場料は10€でした。
城なんか見てもな~ブルジョワ骨董展覧会やしな~ちょっと高いところから町見下ろしたら帰るかとか思ってたんですけど、中が以外に現代美術の展示をやっており、古風で無駄に広い城の敷地を活かした素敵美術館になっていました。素晴らしい見せ方。

アヌシー城とアヌシーの景観。カラフルで、気泡の入った不揃いガラスが美しい。
ごめんけど中の展示の写真あんま撮ってないのでいいのがなかった。

一度宿にチェックインした後、アヌシー湖に行きました。
有名な(palais de l'île)や愛の橋を見て湖周りを散策。山があり、湖があり、公園があり、雰囲気はかなりジュネーブと似ています。
とってもチルいので芝生でちょっと昼寝して帰りました。

パレ・ド・イル(右上)なんか有名よね。湖畔は公園があって、散歩・ジョギング・泳ぐ・ボートとかいろいろできる。桟橋とかベンチもいっぱいあって、等間隔でカップルやらグループがおしゃべりしてる様子はさながら京都の鴨川のよう。

■アヌシー湖一周

この日は一日まるまる使ってアヌシー湖を一周する予定です。どうやら40km程度で、半日程度かかる模様。いくつか旅行ブログを見ながらまあ初見素人でも行けそうやなという完全な舐めプで自転車屋に突撃。
駅前の自転車は2,3時間で30€?とかなんか30分おきに課金する仕様みたいで高そうやったので、グーグルの口コミで半日15€という自転車屋に行きました。
まあ途中でご飯食べたりしたかったので一日(20€で17時返却)借りることに。デポジット160€って言われて泣きながら払う。壊れませんように…。

デポジット160€は、無事返金された。
ヘルメットと籠いるか選べる。電動じゃなくてもギリいける。

ギア付き。電動なし。いけるだろうか。不安に苛まれながらいざスタート。
自転車でのアヌシー一周は割とメジャーなアクティビティのようで、道路は基本的に自転車専用道路がきちんと整備されており、道に迷うこともなく比較的イージーな道のりでした。

じてん自転車道路は基本的に整備されているので安心。
右手に湖を望みながらぐるり一周。

一部急な道のりはありつつほぼほぼ平坦な道で、自然もあり、山を見ながら、湖に面した自転車道路を悠々と走り、なかなか贅沢で良い経験でした。
途中、湖に面したレストランで食事をとったり、城を見たり、湖畔でまったりしたりしました。(城は閉まってたし、水にも入ってみたものの曇りでクソ寒かった。)

ぐるりと回ってみたものの、城は閉まっていた…。
湖畔の城、良い。

色々寄り道したものの、一周5時間で済み、返却時間もかなり余裕をもって返却できました。道中公衆トイレも各所にあり、旅行中大事はありませんでした。
ちなみにきれいな公衆トイレはフランスには存在しない。そしてトイペは当たり前のようにない。みんなどうしているんだマジで。
旅行中は、一回窮地に陥ってから宿でトイペ多めにパクってポケットに入れて使うようになりました。
自転車乗りながら、パラグライダーしてる人をたくさん見かけました。怖そうだけど、次来たらやってみてもいいかもななんて思いました。

■バスが来ない

自転車がわりと10時30開始の16時前終わりで帰りの時間のバスまでかなり時間があまったのですが、どうやら日曜日は土曜日と比べてしまってる店が多くてお土産買おうかなと思ったものの、目的の店が閉まっており買えず。やることも特にないのでアヌシー湖周辺でぶらぶら時間つぶし。

芝生で昼寝。

そして、昼に食べたタコに大量のニンニクが入ってたようで急激に体調を崩し、ふらふらしながらバス停に向かい、途中たまらず嘔吐。袋を常備しているので美しいアヌシーの町を汚さずに済みました。ナイスファインプレー!しかし、アヌシー湖湖畔のレストランなのでめちゃくちゃ高かったんだ…写真映えするぞココと思ってインスタで見栄張るためだけの理由で入って、昼飯に40€かかったんやぞ、全部体内から出て行ってしもうたわ、悔しい。ばいばい諭吉。

写真映えのために入ったレストランの写真このタコ、メインで25€くらいする。高すぎて死ぬ。
観光地には金を落とさなければという信念と、ケチな観光客と思われたくないというクソな体裁を気にして、毎回前菜とメイン(もしくはメニュー)を頼んでいる。財布が泣いてる。
そしてこの写真のタコはこのあと全部吐いた。泣

バス停についたもののバス現れず。おかしいなと思いながら、駅の掲示板とバス停を行ったり来たり。メールも確認するが、遅れの様子はなく、掲示板にバスの表示もない。40分くらいまったものの、20時近く早く帰りたかったので、あきらめて電車のチケット買ってリヨンに帰りました。
電車の車窓からさっきまでなかった2台の赤いBlaBlaCarバスが見えたが、時すでに遅く、当該バスかわからなかったものの、ちくしょうと握りこぶしに涙を流しました。

後日腹を立てながら、BlaBlaCarサポートに文句のメール投げてみたものの、返金されるのは120分遅れの場合と言われました。120分も待てるか!ボケが。
でも遅れのメールないのはおかしいやろ、どうしたらよかったんやとかメールしてみたものの、「補償はできません、もうしわけありません」の一点張りで質問に答える気のないサポート。クソである。粘ってみたが「ご意見は真摯にサポートで受け止め改善していきます、ありがとうございました」の回答の後クソみたいなアンケートを送って来、その後音信不通となる。
海外のクソサポートの洗礼を浴びました。
格安交通バスを使う代償、15€さようなら。

海外旅行は予想外の出費が免れない。
これは宿命。。。( ;∀;)でも俺は負けねえぞ。
強く生きろ。

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