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Wine log #JPN001 グリド甲州 2019

グリド甲州 vintage2019 / 中央葡萄酒(山梨県)

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グリド甲州 vintage 2019 めっちゃおいしいカチョカヴァロとともに。
相性最強、というか、おいしいワインにおいしいチーズは至高。

Wine log 記念すべき第一回に選んだワケ

「基準の一本を作っておこう」というテーマで話してみようかと思います。
僕はソムリエでもないし、ワイン愛好家を自称できるわけではない、ただの「街の酒飲みのおっさん」です。
ただ、ワインって面白いなぁ!と思って片足突っ込んでるおっさん。
そんなおっさんが偉そうに言う「基準の一本を作っておこう」とは……。
そしてそのテーマを語るときに挙げたワインとは。

結論から先に言うと

グリド甲州は最初の一本にふさわしい!
この一本をスタートとするとワイン探しが凄く楽しくなる
「基準のワイン」にふさわしいコストパフォーマンス高めの白ワイン!

銘醸地「勝沼」に輝く金字塔「グレイスワイン」

山梨県甲州市勝沼町にある中央葡萄酒株式会社、通称「グレイスワイン」
中央葡萄酒さんは有名な国内ワイナリーのひとつではないかと思います。

創業は1923年。
もうそろそろ創業100年になろうかという伝統あるワイナリーです。

僕も何度かワイナリーに足を運んでワインセミナーに参加したりしていますが、スタッフの皆様全員が爽やかで感じがよく、試飲などもでき、とても貴重な時間を経験できるワイナリーでもあります。
まさに想像する「ワイナリーでワインを買う」ということそのものを体験でき、ついつい買いすぎてしまいます……良いことですよ?

伝統を守りながら、新たな知識を取り入れようとする努力と栄光は、
三澤茂計氏・三澤彩奈氏共著書 堀香織氏構成
「日本ワインで奇跡を起こす-山梨のブドウ甲州が世界の頂点をつかむまで-」に詳しく記されています。
興味のある方は御一読ください。
下にリンクも作っておきました、ご活用ください。

その実力は世界にも知れ渡り、
数あるワインの中でもフラッグシップ・ワインともいえる
「キュヴェ三澤 明野甲州」
2014年ロンドンで行われたデカンタ・ワールド・ワイン・アワーズにて
金賞・地域最高賞を受賞
日本ワインが世界的に認められるようになった要因の一つとも言えます。

記念すべき第一回目は
中央葡萄酒さんのフラッグシップ・ワイン「キュヴェ三澤 明野甲州」!
……と言いたいところなのですが、
今回は
グレイスワインに於けるカジュアルワイン的立ち位置である
「グリド甲州」をチョイスしました。

選んだ理由は
「グリド甲州のコストパフォーマンスの高さ」にあります。

世界で認められたワイナリーが作る
「コスパの高いワイン」とは

僕の考えるコストパフォーマンスが高いワインとは。
値段に釣り合う(またはそれ以上の)おいしさを秘めたワインのことです。

グリド甲州はまさに「コストパフォーマンスが高い」ワイン。
お値段2000円ほどで販売店に流通しながら、渋み、酸味、甘みのバランスが取れて飲みやすい。̚カドのない白ワインです。
特徴は食事に合わせやすいこと。
野菜から乳製品、魚、鶏肉など、結構幅広い食材とも合うバランスの良さ。
おつまみなしでワインだけ飲みたい、という時も十分使えます。
白ワインを飲みたいと思い立ったとき、
これ一本冷蔵庫に入っていると助かるという汎用性があります。

価格帯とハイレベルで整ったバランスで親しみやすい味わい
コストパフォーマンスの良さは日本ワイン随一かもしれません。
気取らず、いつでも「ワイン飲もうかな」と思えるワインです。
販売店で見つけるとついつい買ってしまうんですよね。
グレイスワインのワインシリーズのなかでも手に入りやすいワインというのもうれしいポイントです。

ちなみに、「グランメゾン東京」で登場した日本ワイン
ラベルこそ変わっていますが、この「グリド甲州」だといわれています。
尾花夏樹が思わず上を見上げたワイン、飲んでみて損はないと思いますよ!

結局「基準の一本を作っておこう」って……?

基準にするワインは、バランスが大事だと思います。

上に書きましたが「グリド甲州」は
「渋み、酸味、甘みのバランスが取れて飲みやすい」ことが特徴です。
尚且つ2000円ほどで買えてしまう買いやすさも相まって、
最初の基準にしやすいワインなのではないかと思います。

そのバランスを思い返し、
もう少し渋くても良いかな、とか
酸味が少ないほうが良いかな、とか
自分で評価してみるのが良いと思います。

もし仮に、このnoteを読んでいただき
はじめてのワインとして「グリド甲州」をチョイスしていただいたならば、
初めの基準は「グリド甲州」になるかと思います。

グリド甲州を基準として、
「自分の好みはもうちょっと違う感じだな」とか
「同じ2000円台で味の違いを試してみようかな」とか
「もう少し出して2500円から3000円のワインを試してみようかな」などなど
いろいろ興味が出てくることと思います。
その興味を引き出すことが出来れば大成功です。

次はその「もっとこんなワインが飲みたい」という興味に対して答えを探していけばいいのです。
そこからワイン道が始まります、楽しいですよー!

ワインの美味しい、いまいちというのはなかなか評価しづらいものです。
なぜなら「ワインは全部美味しいから」です。
……いや、酔っ払っているわけじゃありません、ほんとのことです。
僕がワインが全部美味しいと思ってる理由……どこかでお話しできたらと思っています。

はじめてのワイン選び、または何を飲もうか悩んでいるのであれば
今回の記事、参考にしていただけると幸いです。
次、なに飲もうかな、とかんがえているあなたにも、
参考にしていただけると嬉しいです。

それでは、また次回。

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