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牡鹿戸
2024年3月15日 09:50
平行する2本の飛行機雲は色眼鏡を通せば春めいて見えるはじまりが違うだけで同じ目的地へ飛んでゆくそれを「寄り添っている」と表現するにはまだ少し勇気がたりない
2024年3月3日 13:25
夜になって冷えてきて何時間もぼうっとしてしまったひとりきりの夜は子供のころの「夜」とずっとひとつづきのひとつの「夜」な気がする実感や 時間の感覚は昼の世界の舞台装置暗転したらただ暗闇への親しみと毛布のような自己憐憫そればかりになるそれでスタンドライトをつけたクッキーがあった昔いた工場のプレス機みたいに口を縦に大きく動かしてなるべくざくざくと音が