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最終回からの出発

5月から続けてきたYouTubeですが、19週目の9月末で最終回となりました。「最終回:これからの働き方」

YouTube配信を始めたきっかけは、2つでした。ひとつめは、大学の非常勤講師がいきなり継続中止となったこと。コロナ下でオンライン配信になってからも学生からの評判がよく、話す内容も充実してきたかな、と思っていた矢先のいきなりの連絡で、かなり落ち込んでしまいました。残ったのは膨大な資料とシラバス。何か使い道はないかな、と考えていました。
もう1点は、ある方からの依頼でその方の研修の事務局を請け負うことになったこと。それ自体は光栄なことだったのですが、6月までに1社は成立させたいという目標を置いたとき、「このままでは万年事務局になってしまうな。何かアイデンティティを残さねば」という気持ちからでした。このことは、「いつかYouTube配信してみたい」という気持ちの背中をぐっと押してくれました。そして5月に配信開始できたのです。

当たり前ですが、始めてみることでわかること、発見することはとても多いです。

何かを始めるのには、かなりエネルギーが必要。始めてしまえばなんとかなる。

YouTubeの配信って、全く初めてで、何からどうしたらいいのかわからず、かなり試行錯誤しました。大学では、パワーポイントに説明を付けたものを動画配信していたので、これなら2年間やってたことなのでまずはそこから。それでも、大学講義と全く違うし、編集も最初は全然できなくて、いろんな方の助言やアドバイスをいただいて、なんとか開始することができました。56回配信して、少しだけ要領がわかってきたけれど、それでも、まだまだ開発中。いったん、軌道にのってしまえば、リズムもできるのですが、最初の「えいっ」と始めるのには、やはりエネルギーが要ります。
ポイントは、完璧を目指さないこと、恥ずかしがらずやってみること、前段の何かのきっかけや後押しも、結構、効いているかもしれません。
もちろん、動画編集等のちょっとしたコツもわかりましたが、まだまだ、開発中。

継続はリズム。無理しない。小さな具体的目標をたてる。

継続することも実はとても大事。完璧をもとめず、できるところは微修正しながらやってきました。継続に至っても、とてもいい助言がありました。大学講師時代の教え子だった人から(昔、YouTube配信をしていたらしい)「50本までは捨てるくらいのつもりでやったほうがいいですよ」とアドバイスをくれました。これはもちろん、いい加減に配信するという意味ではなく、「誰も観てくれていなくて当然」くらいの気持ちが大事、というアドバイスだったと思います。実際には、1,000回視聴がないと、Googleさんからは認めてもらえない(?)ので、YouTubeやってるともいえないのです(笑)バズることを目的にしているわけではなく、むしろ、自分の表現の研鑽の場と考えて、とにかく50回までは、肩の力を抜いて試行錯誤ができました。

こうして、大学で教えていた科目「経営の分析」をYouTubeにカスタマイズしたものはひととおり配信し終わったということになります。

大学ではもうひとつ、「ロジカルシンキング」も教えていたので、次回からは、普段に使える「お仕事学 ロジカルシンキング編」を配信予定です。
あわせて、社会人熟練者向けの、もう少し辛口の配信も準備中です。

最終回から次のステップへ、一番、勉強になっているのも、元気をもらっているのも、実は、私自身かもしれません。


【第19回】10.これからの働き方
19_56_10 これからの働き方 202209 05

「お仕事学 基礎編」 チャンネルURL
https://www.youtube.com/channel/UC5V0AMTgfUuO4wVEmn3Z0kQ


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