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ハロー、私のだいすきな人達。

鉄は熱いうちに打て。と言われたので、本日参戦してきたWE IN THE ZONEの大阪ライブレポもどきを書き始めている。相変わらず身のない話のわりに無駄に長文というやつですね。徒然なるままに日々を過ごしていらっしゃる方にはちょうど良い暇つぶしになるかもしれません。


ミニアルバム「weeee!」での韓国カムバックを皮切りに、ショーケースやファンサイン会、ファンミーティング、そして歌番組に出演したりと、精力的に活動を繰り広げている全人類の栄養ドリンク的存在である「WE IN THE ZONE」。そんな彼らが去る11月30日から大阪で行っていたライブイベント「WE IN THE ZONE 2019 ~DECEMBER SEASON LIVE ~」の最終日に参戦してきた。こんなに長期間日本に来ていただいていたにも関わらず、11月に3回も渡韓してしまった結果仕事の休みの調整が全くできず最終日だけの参戦になってしまったのだが…相変わらずのすてきなステージで1日だけでも本当に行ってよかったと心の底から思ったものである。

最終日に参戦し、こうして備忘録を書いているため、私が備忘録を認める一番の目的である「イベント参加者を増やすこと」には貢献できず書く意味を見失いそうなのだが、1人でも多くの方々に彼らのことを知っていただくことで、万が一、億が一でも次のイベントに行ってみようかな、と思っていただけたら幸せだな、なんて考えながら書くことにする。


今回のライブイベントは約1時間程度のライブを行った後にCD購入特典会があるという流れであった。彼らのステージがとても好きなので、たくさん見れて本当に幸せな極みである。1部と2部のセトリは確か一緒だったように思う(興奮のあまり記憶が飛びがち)。たしか、LET’S GET LOUD、EMOTIONを歌って…その後に韓国のペンミでも披露していたマンネラインのしっとりバラード(?)曲(実は曲名が分からない…誰か教えて欲しい…)と、ヒョンラインのラップステージであるBET ON MEとBETTERを行い、スペシャルステージを挟んで…カバー曲を諸々やり、川沿いでわちゃわちゃしているかわいさの塊みたいな殺人的映像を見て、LOVEADEにFLY UP、そして最後に LOVE LOVE LOVEって感じだったと思う…合っているかな?やはりCDを出して曲が増えたから、たくさん彼らの持ち歌を見ることができて嬉しいと思う。いつかCALL MEも披露してほしいなぁ。

そして、衣装は以前も着ていた全身黒尽くめ(記事タイトル画像参照)であった。久し振りの彼らの現場だったこともあり、出来かけていた抗体が全て消え失せていたので、あの格好はもう、もう…語彙力が無くなるくらいには堪らなかった。革ジャン?あれ、格好いい。あれを着こなせるあたりがやはりアイドルである。素晴らしいわ。セクシー路線な衣装であったので、特に目立ちたがり屋なイスンさんはセクシー系の表情で歌うことが多かったし、ジュアンさんもちょっと感化されたのかジャケットを軽く脱いで肩を見せてみたりとサービス精神に溢れていた。ギョンホンさんも珍しくセクシーを意識していたような。ノリノリで腰振る系のダンスをしていてビックリしてしまった。なお、シヒョンさんは最終日であろうとも自分を貫く男である。セクシーしよ!とメンバーが盛り上がっていても1人拒否していた←。そういうところ、嫌いじゃないわ。


1部では、曲を披露した後、いつものように今日も来てくれてありがとうございます!と挨拶をし、自己紹介をして、じゃあマンネラインが行きますよ〜という感じで話があったのだが。最終日にして、まさかのイスンさん、

「それではご挨拶します!」が言えない← 

え???思ったより冒頭からだな?!と相変わらずの日本語力に不安を覚えてしまった。でも英語担当だものね、仕方ないね(甘い)。ついでに、ごあいたします!みたいなことを言っていた。ファンに、ご挨拶しますだよ!ご挨拶!と言われてなんとか言えていた。何なら現場に通っている韓国人のファンの方が日本語上手なのでは()。そんな感じで始まった、相変わらずアットホームでゆるゆるなライブ。ジュアンさんが「次は弟ちゃんが〜」と紹介を始めた時に、イスンさんが「弟たち!」と訂正を入れていて、お前が言うなよとかちょっと思ってしまったこともなかったりあったり←。

でも、彼らがお互いの日本語の間違いを指摘しあったり、分からない言葉を教えて助けてあげたり…と、お互いで支え合っているんだなぁと感じることができる場面を多々見ることができて、益々愛おしくなった。まだまだ日本語も不慣れだろうから、自分自身が覚えた日本語を伝えることで精一杯だと思う。でも彼らは、確かに言葉足らずな部分も言い間違いも多いけれど、他のメンバーの言葉にもきちんと耳を傾けているのだ。だからこそ、そういったやりとりができているのだと思う。自分がかっこいい台詞を言って、ファンを沸かせられれば良いわけではない。グループとしてファンの前に立つということは、彼らにとってこういう事なんだろうと気付かされた気がした。


そして、マンネラインのバラードは相変わらず素晴らしかった。韓国のペンミで聴いた時も思ったのだが、何度聴いても惚れ惚れしてしまった。WE IN THE ZONEのメンバーはみんな、結構しっかり歌う。流れる音源に声が入ってないことの方が多い気がするので、ほとんど生歌なのではないだろうか。あれだけハードに踊る中であそこまできちんと安定して歌えるなんて、努力の賜物としか言いようがない。バラードはダンスもなく座っての熱唱であったので、力強く伸び伸びとした歌声で2人の歌声の良さがより際立っていた。ギョンホンさんは風邪をひいているなんて話を少ししていたが、全くそれを感じさせないほどの安定した歌唱力で完璧に歌い上げていたし、シヒョンさんはあまりバラードのイメージがなかったのだが、こんなに伸び伸びとした歌声を持っていたのかと改めて実感させられた。2部では「closeいいですか?」と言ってステージの手前に立ち、客席を見渡しながら熱唱してくれた。ファンのことを見つめて歌う姿は、本当にWE IN THE ZONEらしい。

その後はお兄ちゃんたちのステージ。私は元々K-HIPHOPが大好きなので、韓国語のラップには目が無い。彼らを最初に検索した時も、デビュー前のイスンさんとジュアンさんのBETTERを聴いてとても気に入ってしまい、もうグループで歌っているから無理だろうが、いつか2人のバージョンも聴いてみたいと思っていた。散々イスンさんとジュアンさんに渡したお手紙にもBETTER愛を書いた(キモい←)。それがまさか、本当に聴けるなんて。しかも日本でも披露してくれるなんて。もう、沸いた。沸く以外ない。沸かないわけがない。もう沸騰した(?)。2人の掛け合いが堪らなく格好良くてノリノリになれたし、高速ラップパートなんて息をすることさえ忘れてしまうほどだった。しかも衣装が衣装である。もう今ここで死にたいと思うくらいに素晴らしかった。また、生歌だからこそ、声に表情をつけるようなアレンジや掛け合いが出来るわけで。最近少し離れていた(こともないけど)ラップという、生きて変化し続ける音楽に心を動かされた。


その後はスペシャルタイム。MCはシヒョンさん。淡々とゲームの説明をしてくれたのだが、兄達がステージ後に捌けてしまい、マンネライン2人でのゆるゆるMC。説明をするも、いまいちピンと来ないファンを見て、わかりますか?と聞きながら頑張って説明して、頑張って説明している自分に笑っていた。しかも思ったより兄達が捌けて帰ってこないので困る弟2人。お昼何食べました?wなんて話し始め、ギョンホンさんがローソンだかファミマだかのパンを食べました〜と言い出して、またコンビニの回し者みたいになってるな…もっと良いものを食べておくれ…という気持ちになった。切ない。なお、兄達は自由にバラバラに帰ってきたので、何度もゲームの説明を求められたシヒョンさん。きっとちょっとイラッとしたよね←。でもシヒョンさんがヒョンラインのことを「おにいちゃん」って呼ぶの、なんだかグッとくるものがあったわ。

ゲームは、黒ヒゲ危機一髪のオラフバージョンのもの。ゲームで1番だった人から番号の書かれた箱(?)を選ぶのだが、その箱の中にはレモンが入っていて、選んでしまった人が食べなければならないという体を張った罰ゲーム付きであった。他の方のレポで回ってきていたのだが、オラフを見た瞬間、ジュアンさん〜!とオラフを弄り始めるメンバー達(笑)オラフが飛んでしまった時には、ジュアンさんがFLY UPしたwと言っていた。相変わらずメンバーから愛されているWE IN THE ZONEの長男ジュアンさん。長男弄りが許されているのはメンバーが親密な証拠ですよね。まぁ、あのゲームをたった4人で回してまさかの1巡目でオラフ飛ばしちゃうジュアンさんの持って生まれたものも原因だと思うんですけれど。

そして危機一髪ゲームで最後まで勝ち残ったのは、なんとイスンさん!どうやら初めてだったらしく、全力で喜ぶ(笑)順位は1位がイスンさん、2位がシヒョンさん、3位がギョンホンさん、4位がジュアンさんであったので、その順番で箱?お皿?を選ぶことに。1番になって嬉しかったのか、悩みながらも1番の箱を選ぶイスンさんと、順々にメンバーも選んでいく。そして、せーの!と蓋を開けてみると…


まさかのイスンさん、レモンが当たるwww


メンバーもファンも大爆笑(笑)ゲームで勝ったのに罰ゲームを受けるという不思議な展開に(笑)いやぁ、流石リーダー。ある意味素晴らしい。でも結構レモン嫌いだったようで、水を待機させて嫌そうな顔をしながら一口でお召し上がりになりましたわ。メンバーに笑われるので、わざとあ〜おいしい!おいしい!と言いながら食べるも、時折うへ〜すっぱい〜まずい〜という顔をしながら、それでもきちんと食べ終えていた。偉い偉い。でも大丈夫ですか?とメンバーに心配されて、分かりません…と言っていたのできっと大丈夫じゃなかったのだろうな。

そしてその流れで、次の曲は米津玄師さんのレモンです…と(笑)いや、そのフリのための代償大きすぎやしないかい?でも、みんなで歌ったレモンはとても良かった。米津玄師さんのレモンはとても売れたのでカバーしたアイドルは多いと思うのだが、ただカバーするだけでなく彼ららしさをどこか感じるステージであったし、レモンの鮮やかな黄色と、瀬戸内の青い海が脳裏に浮かぶような爽やかさと輝きを感じた。ぐっと込み上げてくるあの感情を、一体なんと形容したら良いのだろうか。悲しいような、哀しいような。愛しいような、苦しいような。酸っぱく苦く、それでも甘く。そんな様々な感情を芽生えさせるステージであった。

…なお、2部でも同じゲームをしたのだが、2部でもイスンさんはレモンを食べていた←。


レモンの後には、SEVENTEENのPOISONをカバー。彼らのステージを見ることが久し振りで刺激が強そうだからと後方の席に座っておいて良かった。あんなのを初っ端に間近で見たら本当に吐くかもしれなかった(汚い)。何度も言うが、あの衣装である。もう色気ダダ漏れ。フェロモン出まくり。蛇口があれば全部閉めちゃいたいくらい。また群舞が素晴らしいのなんの…。あまりにも彼らが完成度高くカバーするので、つい気になって本家の先輩様のステージも視聴してしまった。私の中ではデビュー当初のアッキンダやマンセで時が止まっているセブチ様、だいぶ大人になられたようで…歳を重ねて出てくる色気は、なんとも言えない重厚感のある艶やかさを纏っていた。まだWE IN THE ZONEにはその歳月を感じさせるような艶やかさや艶かしさはないけれども、だからこそ醸し出すことのできる、少年から青年へと変わる瞬間を切り取ったような色気があった。少し荒削りで、力加減を知らない。でもどこか弱々しくて儚げな色気。新人にしか出せないそれを上手く表現しているような気がする。今日はファンを喜ばせようとPOISONを選んだと言っていたので、セクシー要素を盛り込み詰め込みてんこ盛りという感じがあり荒削りな色気が際立っていたのだが、それでも時折垣間見える揺らぎが堪らなかった。アイドルとは、儚いものだ。


ステージが終わると、公園で遊ぶメンバー達のかわいい収録映像が流れる。ケンケンパをしたり、カメラで遊んだり、わちゃわちゃ。普段からこんな感じなんだろうな、という雰囲気で、彼らの仲の良さや愛らしさが凝縮されていた。元々ショ◯コン()の私が彼らの沼に落ちてしまったのって、こういう彼らの無邪気さや純真さのためだろうなぁと再確認した。…あれ?てことは私…ショ◯コン脱出できていない…?←

その後はメンバーが出てきて、ステージはどうだった?楽しかった?というよう話をして次の曲へ。タイトル曲のLOVEADEを歌ってくれたのだが、今日はファンの掛け声がすごく大きかった。メンバーもみんな、歌いながら掛け声に耳を傾け、どうしようもなくしあわせだ、と言うように表情を綻ばせていた。表情管理ができていないといえばそうなのだが、本当にしあわせそうだった。掛け声を一生懸命にするファンの姿に、温かで慈しむような視線を向けてくれるアイドルって、他にいるのだろうか。私は掛け声を覚えないタイプなのだが、あぁこの顔を見れるのであれば覚えようかなぁと思わされたステージであった。なお、本当に嬉しかったようで…メンバーが普段以上にハイテンションでステージを披露してくれたために、曲が終わった後は誰も喋れないほどになるという(笑)。なのにテンションが上がり暴走したジュアンさんが、次の曲は〜!と紹介を始めるので慌てて止めるメンバー達。イスンさんには「Slow down slow down...」と宥められ、シヒョンさんには「ロボットですか」と棒読みでツッコまれていた。1部か2部かあやふやだが、誰かが応援を聞いて、ミュージックバンクみたい!と言っていてかわいかったし、タイトル曲は好きですか?カバーの方が好きですか?とファンに質問し、タイトル曲の方が好き!!と言われてうふふ、と満足げにしていた。ただギョンホンさんが、格好いいからPOISONが好きです、という謎の裏切りをしてきたのは印象深かった(笑)。

それから、FLY UPを歌った。1部も2部もサビはみんなで歌おう!という感じになったのだが、え、地味に過酷なミッションでは…?と思った。ごめんなさい、まだ流石に韓国語の歌を流暢に歌える程韓国語能力は高くないもので…。でも歌える子もやはりいるので、メンバーはご満悦という感じだった。終始ファンを見詰めながら歌う彼らは、キラキラ輝くすてきなアイドルであった。その後にはLOVE LOVE LOVEを歌ったが、こちらもファンの応援の声が大きく、終始によによと破顔させていた。ステージで曲を披露するときは「日頃の緩さを無くし完璧に表情管理をする」というのが韓国アイドル特有のギャップであり、それこそがアイドルの鑑だと思っていたのだが、ファンとの距離が近いからこそ、こうして素直に喜ぶ姿を見せてくれることは、なんだか単純にうれしい。こちらの心に、こそばゆくなるような、ふわふわとするような感情を芽生えさせてくれた。曲が終わると、2部も会いましょう、最後まで楽しみましょう、と言って、約1時間の公演が終了した。


…本当に、思い起こすとしあわせしかない1時間だった。濃厚過ぎて2時間くらいの公演を見てみるように錯覚してしまう程に、本当に濃く深くメンバーのことを知ることができたし、彼らが私たちファンに向けてくれている絶大な信頼のようなものを感じ取れた1時間だった。こんなに価値のあるライブは存在するのだろうか。ライブとは、ステージと客席にもっと距離のあるものだと思っていた。ファンは「客が観るための席」に座っているにもかかわらず、いつの間にか彼らと同じステージに立たせてもらっているような錯覚に陥るくらい、ボーダレスな現場であった。今回も、こんなにしあわせにしてくれて、本当にありがとう。

本当は2部も思い出したかったのだが、おそらくこの内容に既に1部と2部の話がごちゃ混ぜになっている気がするので(記憶力の限界)、そこは割愛しようと思う。そして特典会の話も、思った以上にライブがすてき過ぎて愛が溢れ過ぎてしまったがために、既に6000字以上書いてしまっているらしい。流石の暇人も飽きる長さだろう…と言うことでまた別のノートにでも備忘録を綴ろうと思う。

特典会やサイン会での彼らの対応の良さはたくさん書いてきたつもりなのだが、ライブにフォーカスを当てて書き綴ることも楽しかった。WE IN THE ZONEの良さは特典会だけではない。ライブだって引けを取らない最高のものであると、声を大にして言いたい。

どうかどうか、1人でも多くの方が、彼らの素晴らしい魅力に気づいてくれることを切に願って。

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