始発でイベント待ちしていたガチオタの私がオタ卒した理由
こんにちは!
Oshicooc編集部員のさきです!
Oshicocoって、推し活女子向けのメディアだから、編集部員ってみんなオタクなの?
と思われがちですが、実は私は数年前にオタ卒しています。。
でも、オタクしていた時は本当に楽しかったし、今でもその名残が残っていると感じることも多々あります(笑)
もしかしたらCocoaの皆さんの中にも
いつかオタ卒する方がいるかもしれませんが、意外と勇気がいることですよね。
でも最近の推し活ブームの一報で’’推し疲れ’’という言葉を聞くようにもなりました。
確かに、「推しは・・?」と質問される機会が増えた気がしていて
少し窮屈に感じる時もあったりもします。
推し活は楽しいはずなのに、もしかしたら少ししんどい時も
オタ卒する時もあるかもしれません・・!
そんな時に思い出してくれたら嬉しいなと思い、このnoteを書きます!
天下のジャニーズに出会い、オタクになる
私は、小学生の頃に見た「花男」をきっかけにオタク生活がはじまりました。
嵐の音楽がとてもPOPで耳に残り、気づいたら鼻歌を歌っていたことをよく覚えています。
(そう考えると、嵐って最強なグループだったな・・・と思いますね。)
それから、DVDを買ったりCDを買ったり、雑誌を買い始めて毎日が嵐に染まっていきました。その後、色々なジャニーズのアイドルを渡り歩き、GWになると横浜アリーナに入り浸る生活をしていました。
当時まだJr.だったSnowManを推していて、コンサートだけでは飽き足らず舞台にも足を運ぶようになり、気づけば公式の生写真や、舞台写真、パンフレット、うちわが山のように溜まっていきました・・。
始発待機、10時間寒空の下で推しを待っていたオタク生活
そして、その熱は女性アーティストにも移っていきます。
『彼女は嘘を愛しすぎている』でヒロインをつとめた大原櫻子さんに出会い、
映画の公開前に彼女を推しはじめました。
きっかけはYoutubeの1本の動画、
それまで出会ったことの無いほど力強く、綺麗な歌声に惚れ込んでしまいました。
まだデビュー前だったので、固定のファンは少なくタワーレコードでのイベントを何周も回ったり、ジャニオタ仕込みの連結うちわを作成したり。
私はまだ学生だったにも関わらず、冬期講習の前にイベントの整理券を取りに行ったりしていました。土日に開催されるフリーライブには早朝で会場に向かい、真冬の寒空の中10時間以上ステージを待っていたこともありました。
今考えると、よく体力があったものだな・・と感心してしまいます。
推しに会うために何時間も待ち、睡眠を削って会いに行っていたのが私のオタク生活でした。
推しのおかげで目標を見つける
そんな私が卒業を決断するきっかけになったのも推しでした。
元々、ドラマや映画が大好きではあったのですが
大原櫻子さんに出会って、私もこの人みたいになりたい!と憧れを抱きました。
もしかしたら、同性の推しに出会えたのが良かったのかもしれません。
彼女が歌う曲や、歌声、お芝居、表現全てが大好きで、年齢が比較的近かったこともあり
ロールモデルになりました。
オタクとは、視聴者であり推しのステージ受け取る観客です。
十数年その感覚で生きていた中で、180度視点が入れ替わったのが彼女に出会った時でした。
それから私は、メイキング映像を見たりする事で、ステージを見る人の視点よりもステージに立つ人の視点を考えることが段々と増えていきました。
気づけば、自分も表現する側に立ちたいという思いが強くなり、
応援する側というよりも、目標にするべき人・場所として推しを捉えるようになりました。
そうこうするうちに、私のオタク生活は卒業へとむかっていきました。
卒業って何をさしているの?
新たな目標を見つけた私は、オタクを卒業することとなるのですが
「オタ卒します!」と大声で宣言したワケではありませんでした。
いつの間にか、テレビの出演情報を追わなくなり、グッズを集めなくなり、ホーム画面に設定しなくなり・・・という具合でした。
オタ卒の定義は人それぞれだと思いますが、
オタクしていた時間やかけていたお金を、別のことに使うようになり
自然と離れていく感覚が最も近いかなと思います。
もしかしたら、グッズを断捨離する!という方もいるかもしれませんね。
卒業したオタク生活
卒業した後も、オタクをしていた時代の癖は残っていて
つい可愛い商品を見ると集めてしまったり、キャラクターでも作品でもはまると熱が入ってしまったり・・。習慣とは少し怖いものですね、。
それ以外にも今でも大原櫻子ちゃんの舞台を見に行ったり、CDを買ったり音楽を聞いたりしています。
以前ほど追えなくはなってしまったけれど、Instagramが更新されると
こっそりいいねをして、活躍を見守っています。
推し活ブームについて
私は、元々オタクをしていたけれど視点が変わった身なのでコンテンツの見方も変わったなと思います。例えば、田中圭さんという俳優さんが好きだから、図書館戦争を見るというよりも(そういう感想もあるとはおもいますが・・)
田中圭さんが演じている小牧教官が好きで、図書館戦争という作品も好きという見方もあるのかなと思っています。
推しを神の様に崇める人もいれば、彼氏のような枠で捉える人もいる。
その感覚というのはオタクである無いに関わらず、人それぞれがそれぞれの枠組みで
好きを享受していると思っています。
推し活ブームである今、何かのコンテンツを「なんとなく好き」ということが
少しだけ言いづらくなっているような気もしていました。
しかし、本来好きに深いも浅いも無く、自分が良いとおもったものが良いのです。
あなたが深く愛している推し、という存在も、オタクであることもとても良い。
でもオタクでないという事も無い。
その事実だけは忘れず、でも推しは生活の、そして人生の一部になりうる存在なので大切にしながら、楽しんでいきましょう!
あなたの推し活が、あなたの人生の潤滑油となりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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