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バレンシアガ、革命と復活の歴史

こんにちは!

健太です。

最近、新型コロナウイルスが猛威を振るっているというニュースが世間を賑わせていますね。

新型ウイルスによって品薄になっているマスクの生産に乗り出すとバレンシアガが発表しました。

そんなバレンシアガはどのようにして、伝説的なブランドとまで呼ばれるようになったのでしょうか?

■モードの革命

創業者であるクリストフ・バレンシアガは、1919年にスペインのサン・セバスチャンに最初の店舗を出店しました。

この最初の店舗からスペイン王家の御用達になるほど、名声が高まっていました。

1940年代から50年代にかけては襟無しの上着やバルーンドレスなど数々の新しいスタイルを打ち出し、モードの革命と呼ばれるコレクションを発表し続けました。

その後、バレンシアガがオートクチュールを引退した際、ブランドとしては倒産の危機まで追い込まれた時期もありましたが、後にルイ・ヴィトンのデザイナーも務めるニコラ・ジェスキエールによって復活を遂げました。

■変化する定番アイテム

バレンシアガの定番アイテムはどのようなものがあるのでしょうか?

いくつか紹介していきます。

○シティ

ブランドのイメージとしてバッグの印象が強いバレンシアガですが、その中でも代表的なアイコンはシティでしょう。

バッグの中央に入ったジッパーやスタッズ、ライダースジャケットのようなレザーはバレンシアガの象徴となっています。

○トリプルS

2017年に発売を開始したスニーカー。

ダッドスニーカー(ダサいおじさんが履いてそうな靴の意)の始祖とも言われるこのデザインは、一見ダサいです。

しかし、ボリュームのあるソールや計算されて様々な素材が使われているアッパー部分など、実はこだわりの演出があるのです。

■おわりに

若くして才能を発揮しながらも、一時は存続の危機を迎えたバレンシアガ。

その危機を乗り越えてきたのは、時代や背景に沿った変化を常にしてきたブランドの努力の賜物でした。

時代に合わせた変化が大事というのは昔から変わりませんね!

次回はフランスを代表するブランド、「メゾンマルジェラ」を紹介していきます。

それではまた!

服部 健太

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