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完璧主義な私へ

完璧主義であることは決してマイナスではないと思います。なぜならモノゴトに対する探究心や向上心が比較的高いから。やりきる力、努力を惜しまない姿勢、どれも社会人には必要なスキルになるはずだから。では完璧主義の何がマイナス面なのか、自分なりの解釈をこのページに記しておきたいと思います。いつか見返したときに、20代前半でこんなこと考えていたのか自分と振り返る日が来ることを楽しみに。

過去の私

なんでもかんでも完璧にならないと気が済まなかった過去の私。

いつしかそんな生活に限界が来ていました。

『できない』ことにイライラし、できている人を見ては自分の力の無さを何度も実感。何度も話題にしているが、それが顕著に表れたのは、語学留学でした。

2019年大学3年生の夏休み。私はアメリカの南ユタ大学(Southern Utah University )に1か月の短期留学に行きました。なぜユタ(アメリカ国内でも比較的田舎な地域)を選んだのかは今度話します(笑)。語学留学を決心した理由は主に2つ。

①卒業要件を満たすため

②英語を話せるようになりたいと思ったため

小学生のころから、父親の影響で英会話に取り組んでいた私は、英語環境でも自分はやっていけるだろうと心のどこかで思っていました。そして中学高校時代、英語の勉強であまり苦労がなかった私は、英語が得意だと思っていました。ホームステイ先でファミリーとジョークを交わして、笑顔が溢れる留学をすることを夢に見ていた私は、そこで大きな壁にぶち当たりました。

「言いたいことを言えないのはかっこ悪いことだ。間違えるのは恥ずかしいことだ。」

典型的なタイプですね(笑)たぶん留学を経験した人の多くは一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか(笑)私はこれを完璧主義だと考えました。

自分は英語ができると勘違いしていたので、英語が話せないことが自分の中でどうしても許せなかったんです。なんで話は聞き取れるのに自分の思ったことを英語で言えないんだろう。自分はこんなんじゃないはずだ。めちゃくちゃ悔しくて涙したのを今でも覚えています。

その時に深く考えたことは「英語学習における完璧ってなんだろう。」ということです。第二言語学習者である私は、英語が出来ないのは当たり前。ではなぜ完璧に話したいと思うのか。どうなったら”完璧”という状態になるのか考えた私なりの結論は、、

・留学をさせてもらってるのだから、なんとしてでも英語ができるようにならなければいけない(勝手にプレッシャーを感じている)

・あの子は英語があんなに喋れるのだから、自分もそうならなきゃ

といわゆる『他人視点での英語勉強』をしていました。完璧になりたかったわけではなくて、完璧にならなきゃいけないと自分に言い聞かせていました。

読んでくれたみなさんは思ったかもしれませんが、英語の学習って『他人のためにやるもの?』いいえ、英語学習は自分のためのものですよね??

そこの考え方に気づいてから、私は英語学習に対する姿勢に変化が少しづつあったかと思います。

今の自分

英語学習は自分のためにやっているという当たり前のことに気づいた私は、何事に対しても自分のやりがいを重視するようになりました。他人の価値観、完璧主義から脱却しつつある私は、間違えることを恐れません。

間違えることは悪いことではないですし、知らないことを間違えるのは当たり前です。これってよく聞く言葉かもしれませんが、自分で気づくこと、気づく経験が出来ることが大事だと思います。他人から「間違えることは悪いことではないよ」と言われても、正直「あ、そうなんですね!」で終わりますよね?実体験が伴っているのかいないのかで、その言葉の重みは変わると思います。

間違える経験ってどうやってするんでしょうか。

それは自分から行動することに限ると思います。自ら行動しないことにはチャンスはやってこないし、成功も失敗もしません。

無理だと思っていることって意外に自分が勝手に閉ざしているところであったり、他人の価値観や視点が影響しているかもしれません。まずはそれに気づくこと、これが第一歩だと思います。

まとめ

前回に引き続き、今回も自己啓発みたいになってしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございました。

身近で成功している人(今はyoutubeの時代でyoutuberを身近だと私は錯覚していますが(笑))、憧れの人は成功体験を動画や話の中で多く語っているかもしれません。ただ本当に知りたいのってそこではなくて、そこまでの苦労であったり、挫折経験であったりなのかなと個人的には思っています。

私が言いたいことは以下の3点です。

・他人の価値観/視点/価値観で動くな

・間違いを恐れるな

・自分を信じろ

自分は無理だって思っている背景をしっかりと分析して、それを出来る限り排除すること、周りは周りであって自分は自分。

これを読んでくれた方と、一緒に笑えあえる日がくればいいな。大変な世の中ですが一緒に頑張りましょう!



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