まず失敗する


学習の本質は「修整」にあると思う。つまり一回は間違える必要がある。でも、一回で改善できるのは極稀で、実際のところは「10回転んでようやく1つ直せるかどうか」くらいだと思う。


だから進んで失敗するくらいの気概がないと、成長は遅くなる。もしくは止まる。止まったらそれはもはや後退なので論外だ。


つまりは失敗してみるしかない。


ここでさらに分岐がある。失敗するにしても、それに気づくのは後からであって、やっている最中は「これは正しい」と思っていなければならない。


失敗している自覚があって、垂れ流しにしているのは単に惰性である。失敗を察知したなら直ちに代替案を出さなければならない。


私の場合、間違っていたことに気付かされるのはいつだって"怒り"だ。「なんでこんなことしなくちゃいけないんだ。うざってえな。ぶちのめすぞ。」そう思ったとき、私は一段階上の概念を編み出し、実行する。それで一先ず修正は完了だ。


ちょっと乱暴だが、こうでもしないと人生は動かないのかもしれない。

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