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夏の夜空が教えてくれたこと


夏休み到来。
山の中にある天文台で
星空観察会が開催されるとあって、
子どもたちを連れて、いざ参加!

山の中を天文台に向けて進むこと
1時間でようやく到着。
さぁ、お待ちかねの天体観測!
と思いきや、

風が強く、風速10mを超えるため、
天体望遠鏡を開けることができず、
星空観察会は中止…。

子どもたちはそれほど
星に興味はないものの、
色々な経験させたい。

そう思ってやってきたものの
天候には逆らえない。
残念。。。
望遠鏡除けず。


代わりに係員の方が、
星空について説明していただくも、
これまた低学年の自分の子供たちには、
少し難しく、話についていけない様子。


係員の方の話では、
今日は満月で夜空が明るいため、
本来3,000個見えるはずの星空も、
100個程度しか見えないとか。

どちらにせよ、
今日はタイミングが悪かったかな。
と半ばあきらめながら、

天文台の外に出ると、
その景色にはっとしました。

満月の月がとてつもなく明るく
輝いているではありませんか。


そして、
月と反対の方向を見れば、
月明かりのみに照らされた
山の風景。

山々が月の光で照らされ
青みがかっている、
なんとも幻想的な風景。

標高1,400mで、
あたりに人工的な光がないと
月明かりがこんなにも明るいものかと
感動とともに、思い知らされました。

子どもたちも
普段見慣れない世界に
大はしゃぎ。

災い転じて福となす
ではないですが、

星空がきれいに見える日であれば、
山々はこれほど幻想的には
見えなかっただろうな

これも経験したからわかること。
経験することの大切さ。


そして、期待外れだなぁと感じる、
そんなシーンに遭遇した際も、
そこをいかにプラスにとらえるか。

そういうことも子供たちには、
分かってもらえたらいいな。
子ども心にはまだ分からないかな

でも心と記憶にそっと残って
いつか何かの形で役に立つといいな。

そんな大人の夏休みの
1日の思い出でした。


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