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サラリーマンが授業参観から学ぶ、自己主張の大切さ


自分の思いを伝える。

一見、
「そんなの当然でしょ」
「日常的にやってるよ」

なんて思ってしまいますよね。
だけど、改めて考えてほしいんですよね。

あなたは本当に「自分の思いを伝える」ことが
きちんとできているでしょうか?


そして、「そんなの、言えているよ」と思っているあなた。
それって本当に伝えたいことでしょうか?


今回は改めて、

自分の思いを伝えること
自己主張の大切さ

について、自分の気づきにもなった
エピソードを交えてお伝えしますね。



こんにちは、本業起業家、
副業サラリーマンの青空ロジャーです。

一度きりの人生をサラリーマンとして
会社に捧げるのではなく、
自分らしい生き方で日々を過ごしていきたい。
そんな思いから、
サラリーマン生活や日常の中で感じる気づきを起業家視点で捉え、
これから起業を目指すサラリーマンの方へお伝えしています。





素直に自分の思いを伝える大切さ


先日、小学校に入学した息子の授業参観に参加してきました。


自分が住む地域の新1年生の子どもたちは、
他の学年の子たちと区別がつくように
黄色い帽子、通学帽をかぶって学校に通います。

黄色い帽子にランドセルを背負ってというか、
ランドセルを背負わされて歩く姿は
なんとも微笑ましいものですね。



そんな小学校に入りたての子どもたちですが、
4月早々に、授業参観というビッグイベントが
行われたので、もちろん自分も参加してきました。


といっても、息子は授業参観だからどうという分けでもなく、
当日の朝もいつもと変わらない様子で、元気いっぱいに学校に出発。
初めて、学校での生活を見れる親の方が、むしろドキドキです。


「周りのおともだちに迷惑かけていないかな」
「授業はきちんと聞いているかな」


そんな気持ちのまま始まった、息子の初めての授業参観。
聞きなれているけれども、懐かしい
「キーン、コーン、カーン、コーン」
のチャイムで、授業参観スタートです。

息子の様子を伺うと、
時折、周りをきょろきょろ見回すも、
おおむね、先生の話をしっかり聞いている様子。


がんばっているなー。
と思いながら、授業が進んでいくと、
先生が、子どもたちに問いかけました。

「それじゃ、あ・い・う・え・お の文字に
 一文字加えて、言葉が作れる人!」

すると、びっくり。
子どもたちが、いっせいに、手をばっと挙げ、
元気いっぱいに、発表していきました。


「いやいや、普通でしょ」
授業参観を見慣れた方は、そう感じるかもしれません。

でも考えてみてください。
こんな光景って、サラリーマンとして
「仕事」をする中ではまず見れません。

うちの息子も手を上げ、運良く先生にさされ、
「い・し」
と、少しもじもじしながらも発表していました。

先生がさらに、子どもたちに問いかけます。
「発表したみんなの言葉、すばらしかったね。
 よかったところ、言える人!」

ここでも、子どもたちの手が、みんないっせいにバッとあがります。
見ていて、何ともすがすがしいです。


そして、次々と発表していく子どもたち。

「大きな声で、とっても感動しちゃった!」
「はっきりしていて、素晴らしかったー!」
「元気がよかった!」


子どもたちの発表を聞いて、
正直、はっとしました。


正しい、正しくないの世界ではなく、
自分の思ったことを、はずかしいとも思わない。
素直に、自分が感じたこと、思ったこと
自分の意見をはっきりを伝える。


やられました。。。


はたして自分は、こんなに素直に、
自分が感じたこと、
思ったことを言えているのか…


サラリーマン生活の中で、伝えていることは?


サラリーマンをしていると、
知らず知らずのうち、当たり前のように刷り込まれていく
上司への忖度(そんたく)。


上司の意見は絶対。
例えば、どうしても通したい案件があって
上司から許可を取ろうとする際に、
上司から質問が出たとします。


そんな時には、いつも細心の注意を払って、

「この発言は正解なのか?」
「間違っていないか?」

「気に障られないか?」
「地雷を踏んでいないか?」


なんて、考えてはいないでしょうか?
何なら、面倒な上司の場合には、
事前に想定問答を頭の中で繰り返しながら、
許可をもらいにいってはいませんか?


そうやって、上司の意に沿うような回答ばかり
考えて答ようとすることを考え繰り返しているうちに、
今応えようとしている内容は、

自分の意見なのか、上司の意見なのか


判別がつかなくなってきてしまいます。



授業参観に参加して、目の当たりにした
子どもたちの素直で、純粋な答え。

先生からの問いかけに対して、
迷いなく、真っすぐにあげられた手。

そして、活き活きと、自信をもって
はっきり自分の意見を伝える。


これらの光景をみて、
サラリーマンをしている自分には
衝撃が走ったんですね。




自分の意見を伝える。その真の目的は?


本来、自分の意見を伝えるとは
何のためにやっているのでしょう?

自分の意見を伝えるということは
すなわち、自分の意志、思いを伝えること
に他なりません。

自分の思いを言葉にすること、
自分の思いを言葉にして相手に伝えること、
その延長線上にあるのは、

人生を豊かにすること


に繋がっていくのではないでしょうか?


古来より日本には「言霊(ことだま)」という言葉があります。
言葉に宿る不思議な力のことで、
発した言葉どおりの結果を表す力があると信じられています。


また、一時ブームとなった、「引き寄せの法則」も同様です。
自分が望むものに対して、ポジティブな言葉で願い続けることにより、
その願いが現実となると示しています。

人生を変える。
「自分だけのオリジナルライフ=起業」を楽しむ

自分で自分の思いを主張する。
言葉の力、そして思いがのった言葉を伝えること。

そこに間違いなんてありません。
自分の考えは自分のもの。


例え、相手から批判されようと
それは誤りではありません。


そこで起こったことは、
自分の考えを聞くことで、発生した他の人の考え。
それもまたその人の思い。
すなわち正解なんてないんですね。


思いを主張することで、波紋が生じる。
その波紋がすべてのきっかけに通じていきます。

そんなきっかけを無心で楽しむ。
子どもたちが自分の意見を信じ、
他の友達の意見もまた正しいと感じるように。


そうありたい。
そして、そんな風に考えることも大切だよと
教えられた一日でした。


あなたも、
自分自身の思いを言葉にして、伝える。

ちょっとしたことからでもいいので、
幼心に返って、伝えること、始めてみませんか。



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