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デジタルで変わった!ー読書ー

読書


自分でも気が付かないうちにすごく変わっていて、デジタル無くしてはもはや読書なんかできない!という程。有り難く、お世話になっているんです。


デジタル化したことで、
効率よく本を選べるようになった。
無料でも沢山読めて楽しめる。
読書感想をネット上でいろんな人と分かち合える。
外国語の本もe-bookならその恩恵は計り知れない。
これを素晴らしい!と言わずしてなんと言うのかっ!
と声を大にして言いたい。

昔は本といえば、確実に紙で出来た本しか無くて、読みたかったら本屋なり、図書館などへ行き、そこにある本の中から選ぶというスタイルほぼ一択。タイトルや出版社名が判るなら本屋で注文するとか、図書館でリクエストするとか出来るわけだけど、本が存在しているかどうかを知る手がかりが、新聞の広告とか、雑誌で紹介されているとか、知人友人に勧められたとか、その程度しか無かったからね。

近所の図書館は小さくて、面白そうな本も新しい綺麗な本も無くて、本屋に足を運ぶけど、やっぱり近所の本屋は小さいからピンとくるものがなくて、結局バスと電車に乗って大きな本屋が入っているデパート(久しぶりにこの単語を使ったわ)までわざわざ行ったんだよね。

それで、せっかく来たからと、本当に読みたいのかどうかもよくわからないまま本を選んで買ってしまい、結局積読本にしてしまった本が文字通り積まれる状態になったりした。

電車で1時間程の所で働いていた頃には、行きはまだどうにかなるんだけど、帰りには疲れすぎていて、1時間という時間をただ満員電車で立った状態で揺られて帰宅するという事がどうしても出来ず、ほぼ毎日駅ナカの本屋で漫画雑誌を買っていた。週間・隔週・月間・臨時増刊… もう片っ端から。いやー、給料の大半注ぎ込んでるでしょ?しかも雑誌って大きさがW182mm × H257mmのB5判厚さが3〜6cm。そんなサイズのものを開くわけだから、さらに大きい。

ついでに付け加えると、駅ナカの本屋というのは当然そういう「帰宅列車の友」として漫画を買う大人の女性を対象にした「レディースコミック」なるものが沢山売られていましてですね。ぱっと頁を開いたら、「おっとぉ!」となるような、あんなシーンや、こんなシーンも沢山出てきたんですよね。今や、いったいどうやって読んでいたのか思い出せない。混んでいない電車でも開けません。絶対に。

その後どうにか漫画依存からは抜け出したけど、相変わらず図書館の使い勝手はイマイチ。結局本屋で文庫本を買う事に落ち着いた。こちらはさすがに毎日買わないから、経済的には楽になった。古本屋で買えば安いし。

そんなこんなしているうちに、あっという間に子育てに追われ、本なんか読まなくなっている間に世の中がデジタルで大きく変わってた。

で…
一番驚くのはやっぱり漫画。
数多くの電子書籍店で、長編で完成度も高い漫画が無料でしかもオールカラーで読めてしまうじゃないか! 
電車の友だった漫画雑誌達がもはや幻。



次に驚いたのは、今の私の読書を支えている柱ともいうべき図書館の変貌!
図書館はパソコン・スマホから検索して予約ができる!
さらにさらに、全国の図書館の蔵書もカーリールで検索可能で、お気に入りの図書館を登録しておけば、カーリールからダイレクトに該当の図書館の予約頁に飛ぶこともできちゃうのだ。
該当の本のページに飛んだら、現在の予約状況で待っている人数を調べられるから、たとえば市立図書館は待ち40人とか出ていても、県立図書館だったら3人なんてこともあるので、早く借りる事が出来る方に予約を入れる。

もう実際に足を運んでから「面白そうな本がないなあ」とモヤモヤする事は無い!図書館に行くのは予約本のピックアップと返却だけ!

更に読書メーターで多くの人たちと感想を分かち合い、沢山の人たちの
感想を読むことで、読みたい本を決めたり、楽しみ方が大きく変わった。

でもね、やっぱり自分で持っておきたい本というのも出てくる。

そう言う時でも、本屋で買う以外の方法が沢山あるわけですよ。

紙の本がどうしても欲しいとか、紙しか出版されていない場合は、まずメルカリで探す。けっこう綺麗な本が格安で買える。
メルカリでも無いなという時は、ポイント還元率の高い所のネット通販で。
(作者、出版社、販売店、の皆様ケチケチ君ですみませんっ)

基本、紙に執着せず、e-bookで構わないものは迷わずe-bookで買うのだけれど、読書メーターでコツコツ感想文を書いたり、
本屋大賞とか、直木賞、芥川賞といった賞の発表前にはどの本が受賞するか当てたら「BOOK☆WALKER」で使えるコインを貰える事がある。
そのコインを使って手に入れた本は努力した結果として手に入れたっ!という達成感が加味されて、より愛おしくなる。

e-BookデビューはamazonのKindleだった。これは今だけ割引!みたいなのがたまにあって、本当にお得感があったから。Kindleで一番買ったのはNHKラジオの語学番組のテキスト。そう!NHKラジオ語学講座って小学生(50年前だわ。キャー!)の頃からお世話になっているんだけど、今やテキストもデジタルで買えるんだよねー。

海外の本についてもデジタル化の恩恵はとてつもなく大きい。私は昔から読めないのに旅行で行った国で本を買うのが好きだった私には何かのデザインにしか見えないそれらの本が、その国ではごく普通に読むための本なんだなと思うと嬉しくなって、眺めるだけになるのを承知でよく買った

そういう、外国の本が日本で家にいながら、なんなら寝転がっていてもe-bookだったら瞬時に手に入ってしまうなんて夢のよう。
さらにe-bookは日本円換算で為替の影響を受けるけどほぼ現地価格で買えてしまう。これはとおおおおおっても有り難い。

そして、
最大の利点はその場でクリックすれば訳を見られるということ。
飾っとく本ではなく読む本に生まれかわった瞬間である。

私がe-bookで買った外国語の本は今のところ英語と韓国語なのだけど、パソコンの画面の左に原本、右に翻訳サイトを同時表示させてタイピング(韓国語の文字は頑張って覚えましたよお!)すればほとんどの場合ちゃんと訳せている。ストレスなく読み進める事ができるし、簡単にマーカー部分を抽出して復習もできる。本によっては特に追加料金払わなくても読み上げしてくれるので、リスニングも出来てしまう。それと…
フォントの大きさ!
変える事ができるってもう、老眼でないとは消して言えない私には、
この上なく有り難い。

さーて次は何を読もうかな?


#デジタルで変わったこと


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