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仕事問題・家族問題…生き方を見直すには土台から

仕事の問題、家庭の問題、生きていると色々な問題に直面することがあります。それで、例えば「この仕事を辞めたい」と思った時に、別の仕事に転職出来れば解決する場合と、そうでない場合があります。仕事が嫌なら仕事が変われば解決しそうなのに、それでは解決しないというような場合、そうした問題が生じる「土台」に問題が隠れている場合があります。

転職活動では自分が見つからない

「仕事」というのは、あくまでもただの例なのですが、転職活動をして「この仕事がいい!」と納得出来る場合と、「仕事変わっても、なんかダメ。そういうことじゃないかも!」となる場合と、それぞれあります。

仕事を辞めると普通は収入が止まりますから、そうなると、「とにかく働かなきゃ」みたいな話にもなるわけで、焦って動いてどんどん自分の進みたい方向から離れてしまうこともあるはずです。少なくとも根っこにある問題は「仕事」そのものではないわけです。

例えば、「仕事とはこうあるべき」という価値観かもしれない。仕事を辞めることで責めてくる「家族関係」が問題なのかもしれない。そういうことに囚われすぎる「生き方」が問題なのかもしれない。分かりませんが、生き方のような「土台」の問題って、なかなか光をあてにくいですよね。

当たり前だと思っていることが土台

光をあてにくい理由は、「土台」というのは、その人にとって「言うまでもない当たり前のこと」であり、前提以前の「大前提」として位置付けられているからです。

なんだか生きることが苦しい。色々試してみたのに、同じところをぐるぐる回っている感じがする。

そんな時、多くの場合は「土台」に問題があります。だから、言うまでもないことをちゃんと言葉にして、それは本当にそうなのかを吟味する必要があります。例えばそれがあなたの行動様式なら、本当にそうしなければならないのか、なぜそうなのか、そうしない場合何が困るのかなど、吟味にかけます。

僕自身、たくさんのそうした「土台」を吟味する作業をしてきましたが、自分のなかに出所不明の「ねばらならない」という考えがたくさんあることに気付きました。もっと自由なつもりでいたのに、実際の自分のやっていることは違ったのです。

自分らしく生きるために、土台を吟味する。すごく大切なことです。

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