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まだ自分に合わない場で頑張りますか?

人と人に相性があるように、場と人にも相性があります。職場、家、地域コミュニティなど、あなたが関係している「場」と「あなた自身」の相性はいかがですか?


合わない場でがんばり過ぎていませんか?

日本社会って、いまだに「続ける」ことを良しとする価値観がありますよね。続けることは良い方向に働くかどうかは、時と場合によります。戦後の高度経済成長期は、勤勉な労働者が求められていましたから、「すぐに辞めずに我慢して続ける」ことに合理性がありました。でも、もうそれは昔の話です。

人は、相性の悪い場にいるとどうなると思いますか?

まず、そこに居るだけ、呼吸しているだけで疲れます。留まるだけのことでもエネルギーが要るからです。加えて、そこで持てる能力を発揮しようとすれば、ものすごく燃費も悪くなります。

合わない場でがんばることを全否定はしませんが、「なんでそこまでして?」というのは妥当な問いかけです。力量を越えてがんばると、疲れが取れなくなり、心身の調子を崩してしまうからです。

合わない場にいると自覚したらどうするのか?

もし、自分が身を置いている場に自分が「合わない」と自覚したら、どうすればいいのでしょうか?

一番簡単なのは、「場を去る」ことです。変化にもエネルギーは必要ですが、削られ続ける場に留まるより、去る方が合理的です。
次に、「場に働きかける」という方法もあります。居心地の悪い理由を発見出来た場合は、その部分を変更・調整してもらうように、場を共にする人々に働きかけます。

もうひとつ、「場を自分でつくる」という方法もあります。職場や家庭は、そこに居ることに慣れすぎてしまうと、あたかも変更不可能なもののように感じられますが、もちろん勘違いです。

自分が自分らしく居られる場を探し続けるより、ささやかな場でも自分でつくるのは、ストレートな解決策です。僕が伝えている「場づくり」の考え方・やり方は、そういう人のためのもの。誰でも、自分らしく居られる場を持つことが出来るはずです。

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