考えてから逃げるのではなく、逃げてから考えよう
ある場にいることで、辛くなったり元気がなくなったりすることがあります。「なんか調子悪いな…」くらいならともかく、どんどん元気がなくなっていくようなケースだってあります。そんな時、そこに留まりながら「これからどうするか?」を考える人がいますが、まず脱出してから考えるべきではないでしょうか。
過酷な場に留まり続ける人
職場でも学校でも家庭でも、身を置く場にいて「つらいな…」と感じることは、誰にだってあるはずです。ちょっとしたコンディションの上がり下がりなら、そこに留まってちょっと我慢していれば次第に楽になっていきますが、いつでもそうなるとは限りません。
「場」と「人」の相性は、「人」と「人」の相性と同じで、合う場合もあれば合わない場合もあります。自分に合わない場に留まり続けるために自分を殺し、ひたすらに耐えていると、人は元気を失います。
そして、それがずっと続いていくと、時間が経てば経つほど元気がなくなってしまいます。どんな問題でも、解決するためにはエネルギーが必要ですが、解決するためのエネルギーまでもその場に留まることで使い果たしてしまうと、心身を病んでしまいます。
逃げてから考える方が合理的では?
長く時間をかけても解決に向かわない、むしろ長く時間がかかるほど元気がなくなっていくのなら、その場に留まっていてはダメです。人には、過酷な状況に留まることが間違っていると分かっていても、そこに留まり続けてしまうことがあります。すごく危険ですし、非合理的です。
そういう場からは、まず逃げる。脱出してから「次の一手」を考えるべきではないでしょうか。
変化を起こしたり、新しい選択をしたりするのには、エネルギーが必要です。エネルギーを消耗する場に「留まって考える」ことを選択すると、残しておかなければならないエネルギーを使い果たしてしまいます。
自分にとって危険な場から脱出し、安全な場で落ち着いて考えれば、自分らしい解決策が見つかるはずです。
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