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「お休みの日は何をされていますか?」

美容室なんかに行くと「お休みの日は何をされているんですか?」みたいなことを聞かれます。当たり障りのないおしゃべりをすればいいわけですが、「もっぱら釣りですね!」みたいな答えを持ち合わせていない僕は、いつもちょっと面倒くさくなってしまいます…。

仕事と休みの境界線

仕事と休みの境界線って、明確な人とそうでない人がいますよね。あなたはどちらですか? 僕は混然一体としている感じなので、「お休みの日は何を?」という質問に答えにくいのです。

別にそんなの適当に答えればいいわけですが、その適当が意外に難しい。嘘とかつきたくないし(笑)。

それで改めて思うのですが、「お休み」って面白い表現ですよね。「働く」ということがデフォルト設定になっていて、「働く」と「働く」の間に「お休み」がある。休むために働くのか、働くために休むのか、個人の思いは色々でしょうが、日本社会のデフォルト設定は後者だと感じます。

あそぶと働くの未来

新しく始めた「生き方開発lab」では、初年度のテーマのひとつに「あそぶと働くの未来」を選びました。

「新しい働き方」というフレーズがコロナ禍で注目されましたが、「働く」という大前提はそのまま受け入れて、「家でも仕事出来ちゃうよね」みたいなレベル感のものが多いと思うんです。

でも、実際には「働く」って既にすごく多様だと思います。そして、しばしば働くとの関係で位置付けられる「あそぶ」も多様だと思うのです。

でも、それを自分らしく生きるために使えているかというと、そういう人ばかりではないはず。むしろ「働かざる者喰うべからず!」みたいなハードな感じに囚われて、あそぶことに罪悪感を覚える人もいるでしょう。

「仕事の日」と「休みの日」という固定概念から自由になって、アップデートしていく必要を感じます。

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