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ライフワークについてどう思う?ライスワークとの比較

「ライフワーク」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
そして、あなたにはライフワークがありますか?

ライスワークはあるけれど…

ライフワークを辞書などで引くと「生涯にわたって続ける仕事や取り組み」と出てきます。アーティストの代表作などをライフワークと呼ぶこともありますよね。何かちょっと特別なもの、すごく尊い仕事のようなニュアンスが感じられます。

でも、単にワーク=仕事ということで考えれば、仕事を持っている人は大勢います。仕事がしたいのに仕事がない人にとっては「仕事を持っている」というのは羨ましいくらいですが、仕事を持っている人がそこに幸せを見出しているかというと、そうとは限らないのはみなさんもご存知の通りです。

食べるための仕事を、「ライスワーク」なんて言ったりしますよね。仕事はある。食べるためにやっている。どうしても仕事中心の生活になり、退屈や閉塞感を感じている人は大勢います。ライスワークがあるだけでは、人は幸せにはなれないのです。

ライフワークは「仕事」とは限らない

ライスワークとの対比で考えると、ライフワークは自分がやりたくてやっている仕事だと言えるでしょう。そして、それに取り組むことで幸せを感じる。仮に困難があっても、トータルでは充実感に包まれている。そんなイメージが浮かびます。

自分らしく生きるための手段、自分らしく社会とつながり社会に貢献するための手段だとも位置付けることが出来ます。

そういう意味では、ライフワークというのは、いわゆるお金を稼ぐことにつながる「仕事」とは限りませんよね。ボランティア活動なんかも入りますし、小商い的なもの、コミュニティづくりや場づくりも含まれます。

自分らしく生きるための手段として

僕は30年にわたって「場づくり」を続けていますが、これがライフワークなのかなと感じています。場づくりは「ライフワークづくり」でもあります。

人が自分らしく生きるために、既存の選択肢から「選ぶ」だけでは限界があります。「つくる」という発想がどうしても必要です。

辞書的な意味合いでライフワークが「生涯にわたって続ける仕事や取り組み」と言われていますが、いまのような変化の激しい時代においては、生涯にわたって同じことをやり続けるのは難しいでしょう。また、やり続けているというのが「達成」を意味する場合もあれば、達成出来ないためにやり続けているということも考えられます。

ライフワークというものを特別な人の特別なものと考えず、「私がつくれるもの」と自分に引き寄せてみると、あなただから出来るあなたらしいライフワークづくりのアイデアが浮かぶかもしれません。

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